本日は、Windowsデータの安全なバックアップ方法について紹介します。
パソコンに保存されている大切なデータは、万が一のトラブルに備えて、バックアップを取っておくことが非常に重要です。中でも、外付けハードディスクを使ったバックアップは、手軽で確実にデータを保護する方法としておすすめです。本記事では、外付けハードディスクを使用したWindowsデータのバックアップ方法について、初心者でも分かりやすく解説します。
1. 外付けハードディスクの選び方
外付けハードディスクは、データのバックアップを行うための最もポピュラーな選択肢の一つです。選び方としては、以下のポイントを参考にしましょう。
- 容量:パソコンのデータ量に合わせた容量を選びましょう。例えば、500GBの容量では、比較的小規模なデータをバックアップするのに適していますが、大容量のデータを保存するには1TB以上を選ぶと良いでしょう。
- 接続端子:一般的にはUSB 3.0以上の高速接続が推奨されます。これにより、データの転送速度が速く、バックアップ作業が効率よく行えます。
- 耐久性:日常的に持ち運ぶ場合は、衝撃に強い設計のものを選ぶと安心です。
これらのポイントを考慮し、用途に合った外付けハードディスクを選びましょう。
2. 外付けハードディスクの接続と認識
外付けハードディスクを選んだら、次はパソコンに接続します。以下の手順で接続します。
- 外付けハードディスクをUSBケーブルでパソコンに接続します。
- パソコンが自動的に外付けハードディスクを認識します。認識されると、「エクスプローラー」や「マイコンピュータ」で新しいドライブとして表示されるので、確認しましょう。
3. Windowsのバックアップ機能を使う
Windowsには標準でバックアップ機能が備わっており、外付けハードディスクを利用したバックアップも簡単に行うことができます。以下の手順で、バックアップを設定しましょう。
- バックアップ設定:
- 「スタートメニュー」をクリックし、「設定」を開きます。
- 「更新とセキュリティ」→「バックアップ」を選択します。
- 「ドライブを追加」をクリックし、外付けハードディスクを選択します。
- バックアップの開始:
- 次に、「ファイル履歴を使用してバックアップを作成する」を選択します。
- バックアップするファイルの種類を確認し、「バックアップの開始」をクリックすると、外付けハードディスクに自動的にバックアップが作成されます。
この「ファイル履歴」機能は、指定したフォルダ(ドキュメント、写真、ビデオなど)を定期的にバックアップするものです。自動的にバックアップが行われるので、手間なくデータを保護できます。
4. 手動でのバックアップ方法
もし、特定のファイルだけをバックアップしたい場合は、手動でのバックアップも簡単です。以下の方法で行えます。
- 「エクスプローラー」を開き、バックアップしたいファイルやフォルダを選びます。
- 選んだファイルを右クリックし、「コピー」を選択します。
- 外付けハードディスクのドライブに移動し、「貼り付け」を選んでデータを保存します。
この方法で重要なファイルを外付けハードディスクに保存することができます。ファイルが少ない場合や特定のデータだけを保存したいときに便利です。
5. 定期的なバックアップの設定
手動でバックアップを取るのも良い方法ですが、特に大切なデータを頻繁に更新している場合は、定期的なバックアップを設定しておくとさらに安心です。先ほど紹介した「ファイル履歴」機能では、バックアップを毎日、自動で行うように設定できます。
- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「バックアップ」を選択します。
- 「バックアップの設定」から、「バックアップの頻度」を設定します。デフォルトでは毎日バックアップが行われるようになっています。
定期的なバックアップにより、常に最新のデータを保護することができます。
6. バックアップの復元方法
万が一、パソコンに不具合が発生してデータを復元したい場合も、外付けハードディスクに保存したバックアップから簡単に復元することができます。
- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「バックアップ」を選択します。
- 「バックアップから復元」をクリックし、復元したいバックアップを選びます。
- 指示に従って復元作業を完了します。
これにより、バックアップを取っておいたデータを新しいパソコンに簡単に復元できます。
無料見積もり・ご予約はこちらから
外付けハードディスクを使ったWindowsデータのバックアップは、手軽で確実に大切なデータを保護する方法です。外付けハードディスクを選ぶ際は、容量や耐久性に注意し、バックアップ機能をうまく活用してデータを自動で保護しましょう。また、定期的なバックアップを設定しておくことで、万が一のデータ損失に備えることができます。バックアップを習慣化して、安心してパソコンを使いましょう。