MacBookが突然起動しなくなった…データを守るためにできること

パソコンシェルジュ心斎橋店です。

本日は、MacBookが突然起動しなくなった…データを守るためにできることについて紹介します。

MacBookが突然起動しなくなると、大切なデータが消えてしまうのではないかと不安になりますよね。しかし、焦らず適切な対処をすれば、データを守りながら復旧できる可能性があります。本記事では、MacBookが起動しなくなった際にデータを保護するための方法を紹介します。


1. まずは電源を入れる基本的な方法を試す

MacBookが起動しない原因として、電源関連のトラブルが考えられます。データを守るためにも、まずは以下の手順を試してMacBookを正常に起動させましょう。

充電ケーブルとアダプターを確認

  • 純正の充電器を使用しているか確認する。
  • 別のコンセントや充電器で試してみる。

SMC(システム管理コントローラ)のリセット

  1. MacBookの電源を切る。
  2. 「Shift + Control + Option」キーを押しながら、電源ボタンを10秒長押し
  3. キーを離し、電源を入れる。

セーフモードでの起動を試す

  • MacBookの電源を入れ、すぐに「Shift」キーを押し続ける。
  • Appleロゴが表示されたらキーを離し、セーフモードで起動できるか確認する。

セーフモードで起動できた場合、データをバックアップしておきましょう。


2. macOSの復旧モードを試す(データを守るための重要ステップ)

通常の方法でMacBookが起動しない場合は、macOSの「復旧モード」を試します。

復旧モードの起動手順

  1. MacBookの電源を切る。
  2. 「Command + R」キーを押しながら電源を入れる
  3. Appleロゴが表示されたらキーを離す。

復旧モードでできること

  • ディスクユーティリティを開き、ストレージの状態を確認
  • 「First Aid」を実行し、ストレージの修復を試す
  • Time Machineバックアップがあれば、そこからデータを復元

3. 起動ディスクの問題をチェックする

起動ディスクが認識されていない可能性もあります。

起動ディスクを手動で選択する方法

  1. MacBookの電源を入れ、すぐに「Option」キーを押し続ける。
  2. 起動ディスクの選択画面が表示されたら、Macintosh HDを選択して起動。

もし「Macintosh HD」が表示されない場合、ストレージが故障している可能性があります。


4. データを救出する方法

起動しないMacBookのデータを守るためには、外部ストレージや別のMacを使ってデータを取り出す方法があります。

ターゲットディスクモードを使う(Intel Macのみ)

  1. 別のMacとThunderbolt/USB-Cケーブルで接続
  2. MacBookの電源を入れ、「T」キーを長押しする。
  3. もう一台のMacに外付けHDDのように認識されれば、データをコピーできる。

外付けHDDにmacOSをインストールする

  • 別のMacで外付けHDDにmacOSをインストールし、そこから起動を試す。
  • 起動後、データをバックアップする。

5. それでもダメならデータ復旧の専門業者へ

上記の方法を試してもMacBookが起動しない場合、データ復旧の専門業者に依頼するのも選択肢です。ストレージが物理的に壊れている場合は、自力での復旧が難しくなるため、早めに相談しましょう。


まとめ:データを守るために冷静に対処を!

MacBookが起動しなくなった場合でも、データを失わずに復旧できる可能性があります。

基本的な電源トラブルをチェックする
復旧モードからディスク修復を試す
ターゲットディスクモードや外付けHDDでデータを取り出す
最終手段として専門業者に依頼する

焦らず、順番に試してみることで、大切なデータを守りながらMacBookを復旧させましょう!

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