再起動が終わらない時に確認すべきポイント

パソコンシェルジュ心斎橋店です。

本日は、アップデートが原因?再起動が終わらない時に確認すべきポイントについて紹介します。

パソコンが再起動から進まないトラブルは、多くのユーザーにとってフラストレーションを引き起こします。特に、システムアップデート後にこの問題が発生するケースがよくあります。アップデートはシステムの安定性やセキュリティを向上させるために必要ですが、時には不具合を引き起こす原因ともなります。今回は、再起動が終わらない原因としてアップデートが疑われる場合に確認すべきポイントを解説します。

1. アップデートの進行状況を確認する

まず最初に、アップデートが正しく進行しているかを確認する必要があります。WindowsやmacOSでは、アップデート中に進行状況が画面に表示されることが一般的です。しかし、進捗バーが長時間止まったままの場合や、画面が真っ黒なまま進まない場合は、アップデートに何らかの問題が発生している可能性があります。

このような場合、少なくとも30分から1時間程度は待ってみるのが良いでしょう。特に大規模なアップデートや、多数のファイルの変更が含まれる場合、完了までに時間がかかることがあります。しかし、時間が経っても変化がない場合は次のステップに進みます。

2. インターネット接続を確認する

アップデートが途中で停止する原因の一つに、インターネット接続の不安定さが挙げられます。多くのシステムアップデートは、ダウンロード後にインストールが行われますが、接続が途中で切れるとファイルが不完全な状態でダウンロードされることがあります。このため、再起動プロセスが途中で止まってしまうことがあります。

再起動が終わらない場合は、Wi-Fiや有線接続の状態を確認し、可能であれば安定した接続を確保してください。ネットワークの不安定さが原因でアップデートが中断された場合、一時的にルーターを再起動することも効果的です。

3. 外部デバイスを取り外す

再起動中に外部デバイス(USBドライブ、外付けハードディスク、プリンターなど)が接続されていると、システムがこれらのデバイスを認識しようとして再起動プロセスが遅延することがあります。特にアップデート中は、パソコンが外部デバイスとの通信を行うことが多いため、このような状況が起こりやすくなります。

再起動が進まない場合は、不要な外部デバイスを取り外してからもう一度試してみましょう。これにより、再起動プロセスがスムーズに進行する場合があります。

4. 安全モードでの起動を試す

再起動が完了しない場合、安全モードでの起動を試すことが推奨されます。安全モードでは、最小限のシステムファイルとドライバのみが読み込まれるため、アップデートによる不具合やソフトウェアの競合が原因であるかを確認することができます。

Windowsの場合、再起動時に「F8」キーを押すと、オプション画面が表示され、安全モードを選択できます。macOSでは、再起動時に「Shift」キーを押し続けることで、安全モードでの起動が可能です。

安全モードで無事に起動できた場合、不要なプログラムやドライバのアンインストールを試し、その後通常の再起動を行うことで問題が解決することがよくあります。

5. 強制終了を試みる前に

これらの対策を行っても再起動が終わらない場合、最終的な手段として強制終了を行うこともありますが、データ損失やシステムファイルの破損リスクがあるため注意が必要です。強制終了を行う前に、十分に時間をかけて他の方法を試すことが重要です。

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パソコンの再起動が終わらない原因として、システムアップデートが関係していることがあります。このようなトラブルを回避するためには、アップデートの進行状況やインターネット接続、外部デバイスの取り外し、安全モードでの確認を行うことが有効です。これらの手順を踏むことで、再起動トラブルを未然に防ぎ、スムーズな作業環境を保つことができます。

当店では、Macやsurfaceなど様々な機種の修理を承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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