本日は、マザーボードの電池交換でPCトラブルを防ぐ!について紹介します。
パソコンを使っていて「時刻がズレる」「BIOSの設定がリセットされる」といった症状が出たことはありませんか?これらの原因の一つに、マザーボードのCMOS電池の劣化が考えられます。
CMOS電池は、パソコンの設定情報を保持する重要な役割を担っています。この電池が切れると、PCの起動や動作に影響を及ぼす可能性があるため、早めの交換が推奨されます。
この記事では、CMOS電池の役割や交換の必要性、注意点について解説し、パソコンシェルジュでの交換サービスについてもご紹介します。
■ CMOS電池とは?交換が必要な理由
CMOS電池は、マザーボード上のBIOS(基本入出力システム)の設定情報やパソコンの内蔵時計を保持するための電源です。
主にボタン型の「CR2032」というリチウム電池が使用されており、一般的な寿命は3~5年程度とされています。
CMOS電池が切れると、次のようなトラブルが発生することがあります。
✅ PCの時刻がリセットされる
✅ BIOSの設定が毎回初期化される
✅ 「CMOS Battery Failure」や「CMOS Checksum Error」といったエラーメッセージが表示される
✅ PCの起動が遅くなる、または不安定になる
これらの症状が現れた場合、CMOS電池の交換が必要です。
■ マザーボードの電池交換手順と注意点
CMOS電池の交換は比較的簡単にできますが、静電気対策や正しい手順での作業が必要です。
【交換手順】
① パソコンの電源を切り、コンセントを抜く
→ 感電やショートを防ぐため、必ず電源をオフにしましょう。
② PCケースを開ける(ノートPCの場合は底面カバーを外す)
→ 精密ドライバーが必要な場合があります。
③ マザーボード上のCMOS電池を探す
→ ボタン型電池がマザーボード上に装着されているのを確認しましょう。
④ 古い電池を取り外し、新しい電池をセットする
→ +(プラス)側を上向きにして、しっかりと取り付けます。
⑤ PCを元に戻し、動作確認を行う
→ BIOS画面で時刻設定やブート順を確認・調整しましょう。
【注意点】
🔹 交換前にBIOS設定を確認・記録しておく
→ 交換後にBIOS設定が初期化されるため、設定内容を記録しておくと安心です。
🔹 静電気対策をする
→ 作業時に静電気が発生すると、マザーボードを傷める可能性があります。金属部分に触れて静電気を逃がしましょう。
🔹 正しい型番の電池を使用する
→ CMOS電池は「CR2032」が一般的ですが、PCの仕様により異なる場合があるため、交換前に確認しましょう。
■ 交換が不安なら「パソコンシェルジュ」にお任せ!
CMOS電池の交換は初心者でも可能ですが、BIOSの設定変更やPCの分解に不安がある場合は専門店に依頼するのがおすすめです。
パソコン修理専門店「パソコンシェルジュ」では、CMOS電池の交換作業を承っており、BIOS設定の調整や動作確認までサポートいたします。
🔧 パソコンシェルジュでの対応内容
✅ CMOS電池の交換作業
✅ BIOS設定の調整・修復
✅ パソコンの動作診断
✅ その他のハードウェアトラブルの相談も可能
「PCの時刻がズレる」「BIOSがリセットされる」などの症状でお困りの方は、ぜひパソコンシェルジュへご相談ください!
■ まとめ
マザーボードのCMOS電池は、PCの安定動作を支える重要なパーツです。電池の寿命(約3~5年)が来ると、PCの時刻ズレやBIOSのリセットなどのトラブルが発生するため、早めの交換が大切です。
✅ CMOS電池の寿命が来るとPCトラブルの原因になる
✅ 交換は比較的簡単だが、静電気対策やBIOS設定の確認が必要
✅ 交換に不安がある場合は、パソコンシェルジュで対応可能!
CMOS電池の交換を適切に行い、大切なPCを快適に使い続けましょう!