パソコンの電源ユニットからの異常音

パソコンシェルジュ心斎橋店です。

本日は、パソコンの電源ユニットからの異常音について紹介します。

パソコンの電源ユニット(PSU)は、安定した電力を供給するために重要なパーツです。もし電源ユニットから異常な音が聞こえる場合、放置すると他のパーツに影響を及ぼすことがあり、最悪の場合、パソコンが故障する可能性もあります。この記事では、電源ユニットから異常音が発生した際のチェックポイントと対策について解説します。

1. 異常音の種類を確認する

電源ユニットからの異常音は、音の種類によって原因が異なることが多いです。まずは、どのような音がしているのかを確認しましょう。

  • ブーンという低い振動音:ファンの回転がスムーズでない場合や、ホコリが詰まっていることが原因です。
  • カチカチというクリック音:電源ユニット内部のコンデンサやトランスが劣化している可能性があります。
  • ビープ音や金属音:これは、ハードウェアの故障や配線トラブルのサインである可能性が高く、早急な対処が必要です。

2. 外部要因をチェックする

まず、電源ユニットの周りにホコリや異物がないか確認しましょう。電源ユニットは冷却ファンを備えており、周囲にホコリがたまるとファンが正常に回転せず、異音が発生します。掃除が必要であれば、エアダスターや柔らかいブラシを使ってホコリを除去してください。特に、ファンブレードや通気口にホコリが溜まっていないか確認することが重要です。

3. 電源ユニットのファンを確認する

電源ユニット内にあるファンは、異音の原因としてよく見られる部位です。ファンが回転する際に、ホコリやゴミがファンブレードに絡まっている場合、ブーンという低い振動音やカリカリという異音が発生します。ファンが壊れているかどうかも確認が必要です。回転が不規則だったり、全く回っていない場合は、ファンが故障している可能性があります。

4. コンデンサやトランスのチェック

電源ユニット内のコンデンサやトランスが劣化すると、異常音が発生することがあります。電源を切った後、電源ユニットの内部を慎重にチェックし、コンデンサに膨れや液漏れのような兆候がないか確認してください。もしこれらの兆候が見られた場合は、電源ユニット自体の交換が必要です。

5. 電源ユニットの交換を検討

異常音が続く場合、電源ユニットの故障が考えられます。コンデンサやトランスの劣化が進行している場合、修理よりも新しい電源ユニットに交換する方が安全です。特に、古い電源ユニットは効率が悪くなり、故障リスクも高まるため、早めの交換を検討してください。

6. 専門業者に依頼する

電源ユニットの内部に手を入れるのは、精密機器の知識がないと危険です。異常音の原因が特定できない場合や、自分で対応するのが難しいと感じた場合は、信頼できるパソコン修理業者に依頼するのが賢明です。

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電源ユニットからの異常音は、パソコンの他のパーツに悪影響を与える可能性があるため、早めの対処が重要です。音の種類や原因を特定し、適切な対応を行うことで、パソコンの安全性を維持し、長寿命を保つことができます。

パソコンシェルジュでは、Macやsurfaceなど様々な機種の修理を承っております。お気軽にお問い合わせください。

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