キーボードが一部だけ反応しない時の原因と対処法【心斎橋店】

パソコンシェルジュ心斎橋店です。

本日は、キーボードが一部だけ反応しない時の原因と対処法を1つ紹介します。

キーボード内部のホコリやゴミによる反応不具合とその対処法

原因:キーボード内部にたまったホコリやゴミ

キーボードの一部のキーが反応しない原因の一つに、内部にたまったホコリやゴミの存在があります。日常的にパソコンを使用していると、細かなホコリや食べかす、髪の毛などがキーボード内部に入り込み、キーの押し込みの妨げや、接触不良を引き起こすことがあります。このような状態になると、キーの反応が鈍くなったり、まったく動作しなくなることがあります。

ホコリやゴミが原因となる主なケース

  1. 長期間の使用による蓄積:
    • キーボードを長期間使用していると、少しずつホコリやゴミが蓄積されていきます。特にデスクトップパソコンの外付けキーボードや、頻繁に使うノートパソコンのキーボードでは、この問題が顕著です。
  2. 食べ物のかすや飲み物の飛び散り:
    • パソコン作業中に飲み物を飲んだり、軽食を取ったりすることがあると、気づかないうちにキーボード内部に食べかすが入り込んでしまうことがあります。これらの異物がキーの下に挟まることで、反応不良を引き起こします。
  3. ペットの毛の蓄積:
    • ペットを飼っている場合、毛がキーボードの隙間に入り込み、キーの動作を妨げることがあります。特に長毛種のペットの場合、抜け毛が多く、知らず知らずのうちにキーボードにたまっていくことがあります。
  4. 静電気による吸着:
    • キーボードは静電気を帯びやすいため、ホコリが吸着しやすい環境にあります。この静電気の影響でホコリが蓄積し、接触不良を引き起こすことがあります。

対処法:ホコリやゴミを取り除く方法

手順1: キーボードの清掃準備

  1. 電源を切る:
    • ノートパソコンの場合は電源を完全にオフにし、バッテリーを取り外せる機種ならバッテリーも外します。外付けキーボードの場合は、パソコンから取り外しておきます。
  2. 必要な道具の準備:
    • 掃除用の道具として、エアダスター、柔らかいブラシ、キーボード専用のクリーニングジェルや綿棒などを用意します。また、キーボードカバーを取り外すツールが必要な場合もあります。

手順2: キーボード表面と内部の清掃

  1. エアダスターでのホコリ除去:
    • キーボードの表面にエアダスターを使い、隙間に入り込んだホコリや小さなゴミを吹き飛ばします。このとき、キーボードを逆さまにするか、少し角度をつけて吹きかけることで、内部の異物を効率よく除去できます。
  2. ブラシやクリーニングジェルの使用:
    • 柔らかいブラシでキーボード表面をなぞり、細かいゴミをかき出します。また、クリーニングジェルをキーボードに押し付けて取り外すことで、内部のゴミをしっかりと取り除くことができます。
  3. 綿棒での清掃:
    • キーの隙間が狭く、エアダスターやブラシで取り切れない場合は、綿棒に少しだけ無水エタノールを含ませて、汚れを拭き取ります。綿棒は慎重に使い、キーに強い力をかけないように注意します。
  4. キーキャップの取り外し(外付けキーボードの場合):
    • メカニカルキーボードなど、一部の外付けキーボードではキーキャップを簡単に取り外せます。キーキャップを外して内部のゴミを掃除し、再び取り付けると、より徹底的な清掃が可能です。

手順3: 定期的なメンテナンス

  1. 定期的な清掃の習慣化:
    • キーボードの清掃を定期的に行うことで、ホコリやゴミの蓄積を防ぐことができます。特に、週に一度エアダスターでの簡単な清掃を行うことで、不具合の発生を大幅に減らせます。
  2. キーボードカバーの利用:
    • キーボードカバーを使用することで、ホコリや食べかすの侵入を防ぎ、内部を清潔に保つことができます。シリコン製や薄いプラスチック製のカバーが多く販売されており、キーボードを保護しつつタイピング感を損なわないタイプもあります。
  3. ペットや食べ物からの距離を保つ:
    • ペットが近くにいる環境では、キーボードを使用する際にカバーを付けたり、使用後にしっかりと清掃する習慣をつけましょう。また、飲食物はキーボードの近くに置かないようにし、事故を防ぐことが大切です。

追加の注意点

  • エアダスター使用時の注意:
    • エアダスターを使用する際は、缶を逆さまにして使わないようにしましょう。逆さまにすると冷却液が飛び出して、キーボード内部のパーツを損傷する可能性があります。
  • キーキャップ取り外しのリスク:
    • キーキャップを取り外す際は、無理な力を加えないようにし、専用のツールを使用することが推奨されます。特にノートパソコンの場合は、キーキャップの爪が非常に繊細なため、破損しないように慎重に扱うことが重要です。
  • 掃除後の動作確認:
    • 清掃が完了したら、全てのキーが正常に反応するかテストを行いましょう。掃除の過程で何らかの影響があった場合、すぐに気づけるようにするためです。

その他の、キーボードが一部だけ反応しない時の原因と対処法についてはこちらから

キーボード内部のホコリやゴミの蓄積は、キーの反応不良を引き起こす一般的な原因です。しかし、定期的な清掃と適切なメンテナンスによって、このようなトラブルは予防できます。キーボードは毎日使用するパソコンの大切な入力デバイスですから、清潔に保ち、快適なタイピング環境を維持することが大切です。ホコリやゴミが原因でキーが反応しない場合は、まず清掃から試してみることをおすすめします。もし掃除しても改善しない場合は、他の原因を考慮し、適切な対応を進めることが重要です。

パソコンシェルジュ心斎橋店では、Macやsurfaceなど様々な機種の修理を承っております。お気軽にお問い合わせください!

大阪 心斎橋店