こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。
パソコンやスマートフォンを活用する方が増えた現在では、データの保存方法も多様化しています。その中でもUSBフラッシュメモリは汎用(はんよう)性が高く、世界中で使用されているデータの保存媒体です。
USBメモリのメリット
USBメモリは軽量で小さいため、USBメモリが1つあればデータを簡単に持ち歩けます。
データ保存のための装置はCDやフロッピーディスクなどもありますが、それを読み込むためにはドライバーという、専用の機械が必要です。ドライバーがパソコンに備え付けられていない場合は、外付けドライバーを購入してください。
USBメモリは、USB端子がついたパソコンに差し込むだけで使用できます。現在販売されているパソコンのほとんどにUSB端子が搭載されています。
また、コンビニに設置されているコピー機は、USBメモリに対応したものが多く、USB端子にUSBメモリを挿入し、ファイルを選択するだけで、簡単にデータや写真の印刷が可能です。
USBメモリは長期保存に不向き
USBメモリにはデータの書き込み回数に上限があり、限界を超えてデータを更新してしまうとエラーが発生してしまいます。また、USBメモリは触らずに放置していると、絶縁体の経年劣化でデータが少しずつ消えていく可能性があります。
そのため、USBメモリは長期保存に不向きといえるでしょう。
なおUSBメモリの寿命は、メーカーや保存環境、使用頻度によっても異なりますが、低価格のものだと1~2年といわれています。品質の良いUSBメモリの中には10年使用できるものもあるため、長く使用したい方はメーカーの動作保証年数を確認して購入することをおすすめします。
USBメモリ以外にもデータの保存場所が必要
USBメモリは、データの長期保存に適していないため、データの一時保管や移動用に使用したほうが良いでしょう。
消えてしまったUSBメモリ内のデータは、専用のリカバリーソフトを購入するか、専門業者に頼むことで復旧できる可能性があります。ただし、確実に復元できるとは限らないため、USBメモリ以外にもデータの保存場所を用意しましょう。
USBメモリの種類
スタンダードタイプ
もっとも一般的なUSBメモリは、データを保存する機能のみがついたタイプです。パソコンやコピー機、ゲーム機などについているUSB端子に抜き差しして使用します。USB端子はさまざまな形が登場しているため、お手持ちの機器に適合するのはどのUSBメモリか、確認してから購入しましょう。
スマートフォン・タブレット対応
スマートフォンやタブレットのUSB端子に対応した、小型コネクタ搭載のUSBメモリがあります。また、パソコン用のUSBメモリでも、変換アダプターを購入すれば、スマートフォンやタブレットのデータ移行が可能です。