SurfaceにUSBメモリや外付けハードディスク、マウスなどを接続しても認識されない——そんなトラブルは意外と多く発生します。
特にSurfaceは独自のポート構造を採用しているため、他のノートPCと比べて接触不良やドライバの不具合が起こりやすい傾向があります。
本記事では、「SurfaceでUSB機器が認識されない」時に試すべき5つの解決方法を、修理現場のプロであるパソコンシェルジュ秋葉原店が解説します。
① USBポート・ケーブルの物理的な状態をチェック
まずは基本中の基本ですが、USBポートやケーブルの接触不良が原因であるケースは非常に多いです。
ポート内にホコリや金属片が入っていると、通電がうまくいかず認識しないことがあります。
ライトを当てて内部を確認し、エアダスターや柔らかいブラシで優しく清掃してみましょう。
また、ケーブルやUSBメモリそのものに破損がないかも確認してください。
別のPCに接続して正常に動作するかどうかを試すことで、故障箇所の切り分けができます。
② 再起動・電源リセットを行う
Windowsやドライバの一時的な不具合でUSBを認識しない場合もあります。
この場合は、Surfaceを再起動することで解決することがあります。
それでも直らない場合は、「強制再起動」または「電源リセット」を試しましょう。
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Surfaceの電源ボタンを30秒間長押しして完全に電源を切る。
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その後、電源ボタン＋音量アップボタンを15秒ほど同時押し。
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Surfaceのロゴが出たらボタンを離し、再度電源を入れる。
これで内部キャッシュがリセットされ、ハードウェア認識が復旧することがあります。
③ USBドライバを更新または再インストールする
長期間Windowsをアップデートしていない場合や、システム更新の途中でドライバが破損した場合、USBポートが機能しなくなることがあります。
【手順】
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スタートボタンを右クリック →「デバイスマネージャー」を開く。
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「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」の項目を展開。
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不明なデバイスや！マークがついた項目を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択。
それでも改善しない場合は、一度アンインストールして再起動することで、自動的に最新ドライバが再インストールされます。
④ 電源管理設定の見直し
Surfaceシリーズでは、省電力設定が原因でUSBが一時的に無効化されるケースもあります。
【設定方法】
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「デバイスマネージャー」からUSBルートハブを右クリック →「プロパティ」。
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「電源の管理」タブで「電力節約のためにこのデバイスの電源を切る」のチェックを外す。
また、電源プランが「省電力モード」になっている場合は「バランス」または「高パフォーマンス」に変更しましょう。
これで、スリープ復帰時や負荷時にUSBデバイスが切断される現象を防ぐことができます。
⑤ 基板（マザーボード）やUSBコントローラの故障を疑う
上記をすべて試しても改善しない場合、ハードウェアの不具合の可能性が高いです。
Surfaceは一般的なノートPCと異なり、USBコネクタがマザーボードに直接ハンダ付けされているため、物理的な負荷や静電気で端子が損傷することがあります。
特に「接続したり切れたりを繰り返す」「特定のUSBだけ反応しない」といった場合は、基板レベルでの修理が必要になるケースも。
自分で分解・修理を試すのは危険です。Surfaceは構造が非常に繊細で、液晶やケーブルを破損させるリスクがあります。
プロに相談するのが確実なケースも
USBポートは、見た目には問題がなくても内部が破損していることがあります。
また、ドライバ更新やOS修復を行っても改善しない場合、基板上のコントローラIC故障が疑われます。
パソコンシェルジュ秋葉原店では、SurfaceシリーズのUSBポート修理・基板修理に対応しています。
データを消さずに修理できるケースも多く、他店で断られた症状でも復旧実績がございます。
まとめ｜早めの点検がトラブル防止につながる
USBポートが使えないと、外部データの移動やマウス・キーボードの利用など、日常業務にも支障が出てしまいます。
軽度な接触不良やドライバ不具合なら自宅で直ることもありますが、繰り返す症状や複数ポートでの不具合は早めの点検が大切です。
SurfaceのUSBが認識されない、外付けHDDが動かないなどのお悩みは、
ぜひ 「パソコンシェルジュ秋葉原店」 にご相談ください。
経験豊富な技術スタッフが、原因の特定から修理まで丁寧に対応いたします。
