「surfaceが起動しない」「surfaceの画面が真っ暗」「surfaceのロゴは一瞬だけ映るけどまたすぐに消えて真っ暗になる」「ロゴの下でくるくるしたまま変わらない」という症状に直面した方・悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
本記事ではsurfaceが正常に起動しない原因と対処法について解説していきます。
対処方法を試す前にチェックすべきこと
Surfaceの電源が入らない状態は必ずしも故障を意味しません。まず次の5つを確認します。
- コンセントが正しく接続されているか
- 周辺機器(USBなど)を外して起動できるか
- 本体が熱くなっていないか
- Surfaceロゴが画面に表示されているか
- Windowsロゴが画面に表示されているか
コンセントが正しく接続されているか
電源接続を確認しましょう。コンセントやACアダプタ、ケーブルが正しく接続されているか確認し、電源タップの節電ボタンがOFFになっているかも確認しましょう。また、タコ足配線は電圧の不安定を引き起こす可能性があるため、ACアダプタを直接コンセントに挿して起動できるかも確認しましょう。
周辺機器(USBなど)を外して起動できるか
周辺機器の不具合が起動問題の原因となる可能性がある場合、まずはすべての周辺機器を外し、再起動を試みるべきです。不具合が解消される場合、問題を起こしている機器を特定し、それを取り除きましょう。特にUSBメモリは起動時の問題を引き起こすことがあるため、起動後に接続するようにしましょう。
本体が熱くなっていないか
パソコンが長時間使用されたり、適切な冷却ができなかった場合、熱暴走が起こる可能性があります。この問題に対処するために、Surfaceを涼しい場所に移動して冷却させましょう。ただし、冷蔵庫や保冷剤を使うのは避け、直射日光の当たる場所での使用も避けるべきです。
Surfaceロゴが画面に表示されているか
Surfaceのロゴが表示されている場合、アップデート中である可能性が高いです。30分から1時間ほど待ってみましょう。ただし、長期間アップデートをしていない場合は、2時間ほど待っても電源がつかない場合は強制シャットダウンを試みましょう。それでも同じ状態が続く場合、システムの不具合が考えられるので、初期化や修理業者への相談を検討しましょう。
Windowsロゴが画面に表示されているか
Windowsロゴ表示後に自動修復画面に移る場合、システムの不具合が考えられます。まずトラブルシューティングでシステムを復元し、改善しない場合は初期化を試しましょう。初期化が成功しないか症状が改善しない場合、ハードウェアの問題が考えられます。初期化はデータの損失を伴うため、バックアップが重要です。ハードウェア問題やバックアップが難しい場合、専門家に相談することがおすすめされています。
surfaceが起動しない原因と対処方法
Surfaceの電源がつかない場合、状況に応じて異なる原因と対処法があります。以下、具体的な場面ごとに紹介します。
Windowsロゴの画面から進まない場合
Windowsロゴ表示後に進行が止まる場合、自動修復モードになります。自動修復モードでは、トラブルシューティングを試みることができます。自動修復画面の[詳細オプション]から4つの復元方法が提供されています。順に試してみましょう。
- バックアップから復元する
- 復元ポイントから復元する
- PCを初期状態に戻す
- USB回復ドライブから復元する
surfaceのロゴの画面から進まない、ロゴの下でくるくる状態の場合
Surfaceのロゴの下で回転する円が表示される場合、システムが更新中かもしれません。更新プログラムのインストールには時間がかかることがありますので、しばらく待ちましょう。しかし、待っても問題が解決しない場合、システムに問題がある可能性があります。この場合、回復ドライブを使用して初期化を試みることができます。
回復ドライブを作成するには、16GB以上のUSBメモリが必要です。インターネットからSurfaceの回復イメージをダウンロードし、USBに保存することで回復ドライブを準備できます。
surfaceのロゴが点滅している場合
Surfaceのロゴが点滅している場合、正常なシャットダウンが行われていない可能性があり、起動プロセスに問題があるかもしれません。まず、強制シャットダウンを試してみて回復できるか確認しましょう。それでも回復しない場合は、回復ドライブを使用して対処することができます。時折、再起動してもパスワードを求められることがありますが、パスワードが不明な場合は回復ドライブを使って初期化することを検討しましょう。
surfaceの画面が真っ暗で反応しない場合
Surfaceの電源ボタンを押しても画面が反応しない場合、バッテリーが0%になっている可能性が高く、特にスリープ機能を長時間使用していた場合に起こりやすい問題です。充電が満タンでも同様の症状が出る場合、システムやハードウェアの故障が考えられます。充電ランプに関する異常がある場合、パソコン修理業者に相談して修理を検討しましょう。
シャットダウンしたのにすぐに再起動する場合
パソコンがシャットダウンされているにもかかわらず再起動する問題の原因は、高速スタートアップ機能やシステムエラーによる可能性があります。解決策として、一時的な手段と根本的な手段が存在します。
一時的な解決策として、Shiftキーを押しながらシャットダウンすることで再起動を防ぐことができます。しかし、この方法が煩わしい場合、根本的な解決策として高速スタートアップ機能を停止することが考えられます。具体的な手順は以下の通りです。
- スタートメニューから[設定]を選択
- [システム] > [電源とスリープ] > [関連設定] > [電源の追加設定]をクリック
- コントロールパネルの[電源オプション]を選択
- [電源ボタンの動作を選択する]をクリック
- [シャットダウン設定]をクリック
- [高速スタートアップを有効にする]のチェックを外し、[変更の保存]をクリック
これにより、高速スタートアップ機能が無効になり、再起動の問題が解決する可能性があります。
surfaceのリセット方法
これまでの対処方法を試しても上手くいかない場合はsurfaceをリセットしてみましょう。surfaceのリセット方法は3つありますのでご紹介します。
強制再起動でリセットする方法
電源ボタンを長押しして電源を切り、再び電源ボタンを押すことで強制再起動できます。
ツーボタンシャットダウンでリセットする方法
音量ボタンと電源ボタンを同時に約30秒間押すことで、ツーボタンシャットダウンが行えます。アクセスランプが消灯している時に行うことが重要です。
回復ドライブを使ってリセットする方法
これは最終手段で、他の方法が効果がない場合に試すべきです。具体的な手順にはUSBメモリの準備、回復イメージのダウンロード、回復ドライブの作成、USB回復ドライブを使用したリセットなどが含まれます。
surfaceの機種ごとの強制シャットダウン方法
Surfaceの各機種には異なる特徴があり、それに応じて強制シャットダウンの方法も異なることがあります。機種間で異なる強制シャットダウン方法に注意が必要です。
surface Proの強制シャットダウン方法
「音量-」と「電源」ボタンを15~30秒押し続けます。
surface Pro Xの強制シャットダウン方法
電源ボタンを30秒以上押し続けます。
surface Bookの強制シャットダウン方法
「音量+」と「電源」両方のボタンを押して15秒後に離します。
surface Goの強制シャットダウン方法
電源ボタンを30秒以上押し続けます。
surface Laptopの強制シャットダウン方法
電源ボタンを30秒以上押し続けます。
surface RTの強制シャットダウン方法
電源ボタンを30秒以上押し続けます。
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