MacBook画面が映らないときに試す5つの簡単なリセット方法

パソコンシェルジュ仙台長町店です。

本日は、MacBook画面が映らないときに試す5つの簡単なリセット方法について紹介します。

MacBookの画面が突然映らなくなった場合、焦る必要はありません。多くの場合、基本的なリセット操作で問題を解決できます。このコラムでは、試すべき5つのリセット方法を紹介します。

1. 再起動を試す

最も簡単な解決策として、MacBookを再起動することがあります。一時的なシステムエラーや競合が原因で画面が映らない場合、再起動が有効です。
方法: 電源ボタンを長押ししてMacBookの電源を強制的に切り、数秒待ってから再度電源を入れます。

2. NVRAM/PRAMのリセット

NVRAMやPRAMには、画面解像度や起動ディスクに関する情報が保存されています。このデータが破損していると、画面に不具合が出ることがあります。
方法:

  1. 電源を切ります。
  2. 起動時に Command + Option + P + R を同時に押し、2回目の起動音が聞こえるまで押し続けます。
    これで設定が初期化され、ディスプレイに関する問題が解決する可能性があります。

3. SMC(システム管理コントローラ)のリセット

SMCは、電源や冷却システム、ディスプレイなどのハードウェアの動作を管理しています。これが誤作動を起こしている場合、リセットすることで問題が改善されることがあります。
方法(MacBookのモデルによる):

  • M1チップ搭載のMacBook: シンプルに電源をオフにし、30秒待って再起動します。
  • Intel搭載のMacBook:
    1. MacBookの電源を切ります。
    2. Shift + Control + Option + 電源ボタン を同時に10秒間押し続けます。
    3. すべてのキーを放し、電源を入れます。

4. 外部ディスプレイの接続テスト

内蔵ディスプレイの不具合かどうかを確認するため、外部モニターを接続して映像が出力されるかテストします。映像が表示される場合、ディスプレイケーブルやバックライトに問題がある可能性があります。この場合は修理を検討してください。

5. セーフモードで起動する

macOSが正常に起動しない場合、セーフモードを使ってトラブルを切り分けることができます。
方法: 電源を入れてすぐに Shiftキー を押し続けます。セーフモードで起動したら、不要なソフトウェアや設定を見直し、原因を特定できます。

注意点と次のステップ

これらの方法を試しても改善しない場合、専門業者による診断を受けることをお勧めします。特に、ハードウェア故障やロジックボードの不具合が疑われる場合は、自力での修復は避けましょう。また、大切なデータが消失しないよう、問題が解決したら速やかにバックアップを取ることをおすすめします。

これらのリセット方法を順番に試すことで、MacBookの画面が映らないトラブルの多くは解決可能です。まずは自分でできる範囲の対策を行い、必要に応じて専門業者に相談してください。

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