MacBookもSurfaceも修理可能?トラブルの内容別に見る対処のポイント

パソコンシェルジュ秋葉原店です。

ノートパソコンは私たちの仕事や学習、日常生活に欠かせないツールです。特に MacBookSurface は人気が高く、多くのユーザーに選ばれています。しかし精密機器である以上、使い続ける中でさまざまなトラブルに直面することは避けられません。
「AppleやMicrosoftの製品は修理できるの?」と不安に感じる方も多いですが、実は症状ごとに適切な修理やメンテナンスを行えば、長く快適に使い続けることができます。ここでは代表的なトラブルとその対処法についてご紹介します。

1. 画面のトラブル

MacBookの場合

  • 液晶に縦線・横線が入る

  • 画面が真っ暗で起動しない

  • ヒンジ部分の断線で映像が表示されない

これらは液晶パネルの交換やケーブル修理で改善するケースが多いです。特にMacBookは液晶一体型のため専門的な分解が必要となります。

Surfaceの場合

Surfaceはタッチパネルを搭載しているため、落下や衝撃による ガラス割れ が多発します。また「ゴーストタッチ」と呼ばれる、触れていないのに勝手に操作される症状もあります。これらは画面交換によって解消可能です。

2. バッテリーの劣化

長期間使用すると、どちらの機種もバッテリーが劣化し、以下のような症状が現れます。

  • 使用時間が極端に短くなる

  • 膨張してトラックパッドや筐体が浮き上がる

  • 充電しても残量が増えない

MacBookでは内部に専用の接着剤で固定されているため、慎重な作業が必要です。Surfaceは本体を分解する際に液晶を外す必要があり、こちらも難易度が高いため専門業者への依頼が安心です。

3. キーボード・入力系の不具合

  • MacBookでは「バタフライキーボード」によるキー入力不良が有名です。ゴミやほこりの侵入が原因でキーが反応しなくなることがあります。修理はキーボードユニット交換が中心です。

  • Surfaceではタイプカバーの接触不良やタッチパッドの動作不良が起こりやすく、こちらも交換対応で改善が可能です。

4. 水没・液体こぼし

コーヒーや水をこぼしてしまう事故も少なくありません。水分が基板に侵入すると、電源が入らなくなるだけでなく、内部腐食が進行して後から故障する危険もあります。
応急処置としてはすぐに電源を切り、乾燥させることですが、基板洗浄や部品交換を伴う修理 が必要になる場合が多いため、早めに修理店へ持ち込むことをおすすめします。

5. 起動しない・電源関連のトラブル

  • 電源が入らない

  • ロゴ画面から進まない

  • 再起動を繰り返す

このような症状はバッテリーや電源回路の故障、またはストレージ不良が原因の可能性があります。MacBookではロジックボード修理、SurfaceではSSDの交換や再セットアップで改善できることもあります。

6. データに関するトラブル

本体が故障しても「大切なデータを取り出したい」という相談は非常に多いです。MacBookはSSDが基板直付けのモデルもあり、専門技術が必要です。Surfaceも独自設計が多く、個人での分解はリスクが大きいです。データ復旧サービスを提供している修理店を選ぶと安心です。

まとめ:修理は専門店に相談を

MacBookもSurfaceも、それぞれ構造が特殊で「修理が難しい」と思われがちですが、症状ごとに適切な対処を行えばまだまだ使い続けられるケースが多くあります。

  • 画面割れ・表示不良 → 液晶交換

  • バッテリー劣化 → バッテリー交換

  • キーボード不良 → ユニット交換

  • 水没 → 基板洗浄・部品交換

  • 起動不良 → 電源回路・ストレージ修理

当店「パソコンシェルジュ秋葉原」では、MacBookもSurfaceも幅広く修理対応しております。AppleやMicrosoftに依頼すると本体交換になるケースでも、修理店なら部品ごとの交換でコストを抑えられる場合があります。

「データを残したまま修理したい」「メーカーでは対応できないと言われた」などのお悩みもぜひご相談ください。

東京秋葉原店