本日は、MacBookのリンゴマークループとは?原因と対策について紹介します。
MacBookの起動時にAppleのリンゴマークが表示されたまま先へ進まない、いわゆる「リンゴマークループ(Apple Logo Loop)」は、多くのMacユーザーが直面するトラブルの一つです。この問題が発生すると、通常の方法では起動できず、作業ができなくなってしまいます。本記事では、リンゴマークループの原因とその対処法について解説します。
リンゴマークループの主な原因
- macOSのアップデート失敗
- ソフトウェアのアップデート中にエラーが発生し、正常に起動できなくなる。
- ストレージの空き容量不足
- MacBookのSSDやHDDの容量が極端に少ないと、システムの処理が正常に行えず、起動時にループすることがある。
- ハードウェアの故障
- SSDやロジックボードの故障により、macOSが正常に読み込めない。
- サードパーティ製ソフトウェアの影響
- 一部のアプリがシステムファイルに干渉し、起動プロセスを妨げる。
- PRAM/NVRAM・SMCの設定エラー
- システムの設定データが破損し、起動に影響を与えることがある。
リンゴマークループの対処法
- セーフモードで起動
- MacBookの電源を入れ、すぐにShiftキーを押し続ける。
- セーフモードで起動できた場合は、不要なファイルを削除し、ディスクユーティリティで修復を試みる。
- PRAM/NVRAMリセット
- MacBookの電源を切り、Command + Option + P + Rキーを同時に押しながら起動。
- 20秒ほど押し続けた後に離す。
- SMCリセット
- MacBookの電源を切り、Shift + Control + Optionキーを押しながら電源ボタンを10秒間押す。
- その後、すべてのキーを離し、電源を入れる。
- macOS復元モードで修復
- Command + Rキーを押しながらMacBookを起動し、「macOSユーティリティ」が表示されたら「ディスクユーティリティ」を選択。
- ディスクの修復を試みる。
- macOSの再インストール
- 復元モードから「macOSを再インストール」を選択し、システムを上書きインストールする。
- Appleサポートまたは修理業者に相談
- これらの方法でも改善しない場合は、ロジックボードやSSDの故障が考えられるため、専門業者に修理を依頼する。
リンゴマークループの問題は、放置するとデータ損失のリスクが高まります。早めの対応が重要なので、トラブルが発生した際は、これらの対策を試し、必要に応じてプロの手を借りることをおすすめします。
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