MacBookのキーボード修理:症状と対処法

パソコンシェルジュ秋葉原店です。

本日は、MacBookのキーボード修理:症状と対処法について紹介します。

MacBookのキーボードが正常に動作しないと、作業の効率が大幅に低下してしまいます。特に、キーの反応が悪い、勝手に文字が入力される、一部のキーがまったく反応しないなどの問題は、使用者にとって大きなストレスとなります。本記事では、MacBookのキーボードの故障の原因と、それに対する修理・交換の方法について解説します。


1. MacBookのキーボード故障の主な症状

キーボードのトラブルには、以下のような症状があります。

  • キーの反応が遅い・一部のキーが効かない
    キーを押しても入力されない、または押しても時間差で反応することがあります。

  • 同じ文字が連続で入力される
    一度押しただけなのに、同じ文字が何度も入力されることがあります。

  • キーの沈み込みや違和感
    キーを押したときに正常なクリック感がなく、押し込まれて戻らないこともあります。

  • キーボード全体が反応しない
    MacBookのキーボード全体が動作しない場合、システムや内部基板の問題の可能性もあります。


2. MacBookのキーボード故障の原因

  • 埃やゴミの詰まり
    キーボードの隙間にホコリやゴミが入り込むことで、キーの動作が鈍くなることがあります。

  • 液体こぼれによる故障
    飲み物をこぼすと、内部の回路がショートし、キーボードが機能しなくなることがあります。

  • バタフライキーボードの設計上の問題
    2015年~2019年に採用されたバタフライ式キーボードは、設計上の問題からキーが故障しやすいとされています。

  • ソフトウェアの不具合
    macOSの設定やドライバーの問題で、一時的にキーボードが反応しないこともあります。

  • 内部基板の故障
    キーボードがまったく動作しない場合、ロジックボードや接続部分の問題の可能性があります。


3. キーボードの修理・交換方法

① 自分でできる簡単な対処法

  • キーボードクリーニング
    エアダスターを使ってホコリを吹き飛ばすことで、キーの反応が改善することがあります。

  • システムの設定を確認
    「システム設定」→「キーボード」から入力の遅延が発生していないか確認しましょう。

  • SMC(システム管理コントローラ)のリセット

    • Intel Macの場合:「Shift + Control + Option + 電源ボタン」を10秒間押す。

    • Appleシリコン搭載Macの場合は、電源を切って30秒待つだけでリセットされます。

② 修理・交換が必要な場合

  • Apple正規サービスを利用する
    保証期間内であれば、Apple Storeや正規サービスプロバイダーで無償修理が受けられることがあります。バタフライキーボードに関しては、Appleが無償修理プログラムを提供している場合もあります。

  • 修理専門店でのキーボード交換
    Appleの修理費用が高額な場合、サードパーティの修理専門店を利用すると、より安く修理できることがあります。

  • 自分で交換する(上級者向け)
    技術がある方は、自分でキーボードを交換することも可能ですが、MacBookのキーボードは本体に接着されているため、難易度は高めです。

MacBookのキーボード故障は、埃の詰まりや液体こぼれ、バタフライキーボードの設計上の問題など、さまざまな原因で発生します。まずはエアダスターを使ったクリーニングやSMCリセットを試し、それでも改善しない場合は修理・交換を検討しましょう。当店では、無料見積もりを承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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