本日は、MacBookが真っ暗なまま…よくあるトラブルと解決策とは?について紹介します。
MacBookの画面が突然真っ暗になり、操作ができなくなった…そんなトラブルに遭遇したことはありませんか?電源が入っているのに画面が映らない、起動音はするけれど何も表示されないなど、さまざまなケースが考えられます。本記事では、よくある原因とその解決策を詳しく解説します。
1. 画面の明るさ設定を確認する
意外と見落としがちなのが、画面の明るさ設定です。明るさが最小になっていると、画面が真っ暗に見えることがあります。
✅ 「F2」キー(または「Fn + F2」)を押して明るさを上げてみる。
✅ 外部ディスプレイを接続し、映るか確認する。
2. SMC(システム管理コントローラ)をリセットする
SMCの不具合が原因で画面が映らなくなることがあります。特にバッテリーや電源管理に関連する問題では、SMCリセットが有効です。
SMCリセットの手順(Intel MacBook)
- MacBookの電源を切る。
- 「Shift + Control + Option」キーを押しながら、電源ボタンを10秒間押し続ける。
- キーを離し、通常通り電源を入れる。
※Appleシリコン(M1/M2/M3)のMacBookでは、電源を30秒間オフにしてから再起動するだけでOKです。
3. PRAM / NVRAMをリセットする
画面の設定情報が破損していると、ディスプレイが正しく表示されないことがあります。
リセット方法(Intel MacBookのみ)
- MacBookの電源を切る。
- 「Command + Option + P + R」キーを押しながら電源を入れる。
- Appleロゴが2回表示されたらキーを離す。
4. ディスプレイの接続不良を疑う
画面が真っ暗なままの場合、ディスプレイケーブルの接続不良や故障が原因の可能性もあります。
✅ 本体を軽く動かして、画面が映るか確認する。
✅ 外部ディスプレイに接続し、そちらで映るか試す。
✅ 画面の一部分だけ光っている場合は、バックライト故障の可能性がある。
5. セーフモードで起動してみる
macOSのシステムエラーが原因で画面が映らないこともあります。その場合、セーフモードを試しましょう。
セーフモード起動手順
- MacBookの電源を切る。
- 「Shift」キーを押しながら電源を入れる。
- Appleロゴが表示されたらキーを離す。
セーフモードで正常に起動する場合は、不要なアプリやシステムキャッシュが原因の可能性があるため、「ディスクユーティリティ」の「First Aid」を実行しましょう。
6. macOSの再インストールを試す
上記の方法で解決しない場合は、macOSのシステムに問題があるかもしれません。復旧モードを使って再インストールを行います。
復旧モードでのmacOS再インストール方法
- 「Command + R」キーを押しながら電源を入れる。
- macOSユーティリティが表示されたら、「macOSを再インストール」を選択する。
データを消さずに上書きインストールすることも可能ですが、事前にバックアップを取ることをおすすめします。
7. ハードウェアの故障を疑う
上記の手順をすべて試しても画面が真っ暗なままの場合は、ハードウェアの故障が考えられます。特に、以下の症状が見られる場合は修理が必要です。
✅ 起動音はするが、画面が一切映らない。
✅ 外部ディスプレイにも映らない。
✅ 画面に薄くリンゴマークが見えるが、表示されない。
Apple正規サービスプロバイダーや修理専門店に相談し、適切な対応を受けましょう。
まとめ
MacBookの画面が真っ暗になる原因は、明るさ設定やシステムの不具合、ハードウェアの故障などさまざまです。まずは基本的なチェックを行い、それでも改善しない場合はSMCやPRAMのリセット、外部ディスプレイの確認、macOSの再インストールを試してみてください。最終的に修理が必要な場合は、専門の修理業者に相談するのが最善の方法です。
当店では、無料見積もりを承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。