こんにちは。パソコンシェルジュ秋葉原です。
Macの動作が突然重くなったり、起動しなくなったりした場合、SSD(ストレージ)の故障が原因であることがあります。
SSDはHDDより耐久性は高いといわれていますが、寿命や使用環境によってはトラブルが発生します。
しかし、SSD故障は完全に壊れる前に兆候を確認することが可能です。
この記事では、MacのSSD故障を自宅で簡単にチェックできる方法を分かりやすく解説します。
1. SSD故障の兆候
MacのSSDが故障しかけている場合、以下のような症状が現れます。
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起動が遅くなる/進行状況バーが止まる
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通常起動に数秒~数十秒のところ、1分以上かかる
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起動中に進行バーが長時間止まる
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アプリが頻繁にクラッシュする
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データ読み書き中に強制終了する
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ファイルの保存やコピーでエラーが出る
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Finderやデスクトップが表示されない/動作が不安定
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フォルダを開くと固まる
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ファイルのアイコンが表示されない
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ディスクユーティリティでエラーが出る
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「ディスクの修復が必要」と表示される
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「このボリュームは修復できません」と出る場合は要注意
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異音はないが異常に熱くなる/突然シャットダウン
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SSD自体は無音ですが、異常発熱や電源断も兆候の一つ
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2. macOSで簡単にチェックする方法
自宅で安全に確認できる方法を紹介します。
◆ ① ディスクユーティリティで検査
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「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」を開く
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左側のSSDを選択
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「First Aid(ディスクの修復)」をクリック
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「ディスクは正常です」と表示 → SSD自体は問題なし
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「修復できません」と表示 → SSD故障の可能性あり
◆ ② SMARTステータスを確認
SSDには自己診断機能(SMART)が搭載されています。
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ディスクユーティリティでSSDを選択
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「S.M.A.R.T. ステータス」を確認
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正常 → 問題なし
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注意/失敗 → 故障の前兆
◆ ③ システム情報で書き込み回数をチェック
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「このMacについて」→「システムレポート」
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「ストレージ」→ SSDの使用状況を確認
SSDには書き込み寿命(TBW)があるため、過度に書き込みが多いと劣化が進みます。
◆ ④ 外付けSSDやTime Machineでバックアップ
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万が一SSDが完全に故障するとデータは消失します
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兆候が出たらすぐにバックアップを取りましょう
3. 故障リスクが高いMacの特徴
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2015年以前のMacBook Pro/Airは内蔵SSDが劣化しやすい
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256GB以下の小容量SSDは容量不足で書き込みサイクルが増え、寿命が短くなる
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macOSアップデート直後にアクセス異常が起きる場合もある
4. 自宅で無理に修理しない方が安全な理由
MacのSSDは基板に直接ハンダ付けされている場合が多く、自分で交換は非常にリスクが高いです。
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内蔵SSD交換には特殊工具が必要
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分解中の静電気で基板破損のリスク
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データが消える可能性大
SSDの故障兆候を見つけたら、バックアップ後に専門店での診断・交換が安全です。
5. パソコンシェルジュ秋葉原なら、Mac SSD故障も安全に対応可能
当店では以下の対応が可能です。
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MacBook / MacBook Pro / MacBook Airの内蔵SSD交換
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データそのまま移行/バックアップ作成
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起動不良Macの診断
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各種容量アップグレード対応
兆候を放置せず、早めに点検することでデータ消失リスクを最小化できます。
まとめ|兆候を見逃さず早めのチェックを
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起動遅延・アプリの強制終了・ディスクエラーはSSD故障のサイン
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macOS標準機能(ディスクユーティリティ・SMART)で自宅でも簡単にチェック可能
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異常が見つかったら、自宅で無理に修理せず、バックアップを取り専門店に相談
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パソコンシェルジュ秋葉原なら、安全かつ迅速に診断・修理対応
MacのSSDが不安定・故障兆候を感じたら、パソコンシェルジュ秋葉原へご相談ください
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データそのまま診断
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最短即日対応
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内蔵SSD交換・容量アップも可能
安全で快適なMacライフをサポートします。

