Macが水没!緊急時にまず取るべき応急処置とは?

パソコンシェルジュ溝の口店です。

本日は、Macが水没!緊急時にまず取るべき応急処置とは?について紹介します。

Macが水没すると、内部の精密な回路が水分によって損傷し、故障につながる恐れがあります。しかし、迅速な対応を行うことで、被害を最小限に抑えることが可能です。ここでは、Macが水没した際にまず取るべき応急処置について、具体的な手順を紹介します。

1. 直ちに電源を切る

水没時に最も重要なのは、速やかに電源を切ることです。Macが電源オンの状態で水に触れると、内部でショートが発生し、深刻な損傷につながる可能性が高まります。電源ボタンを長押しして強制的にシャットダウンするか、万が一シャットダウンできない場合は電源ケーブルを抜いてください。また、MacBookの場合は、できる限り早く電源アダプターや周辺機器も取り外してください。

2. 水分を拭き取る

次に、Mac本体の表面に付着した水分を、柔らかい布やペーパータオルで拭き取ります。とくに、キーボードやスピーカーの部分に水が残りやすいので、丁寧に水分を吸収させましょう。できれば、デバイスをそっと傾けて、内部に入り込んだ水分を自然に排出させることも有効です。

3. バッテリーを取り外す(取り外せる場合)

MacBook Proの一部の旧型モデルでは、バッテリーの取り外しが可能です。バッテリーを取り外すことで、内部での電流の流れを断ち、ショートを防ぐことができます。しかし、現行のMacBookはバッテリーが内部に固定されているため、この手順が難しい場合が多いです。取り外しができない場合は、電源を完全に切って乾燥工程へ進んでください。

4. 乾燥させる

水没後は、デバイス内部の水分を徹底的に乾燥させることが重要です。以下のような方法で乾燥を試みると良いでしょう。

  • 自然乾燥:通気性の良い場所に置き、デバイス内部の水分をゆっくりと蒸発させます。できれば数日間放置し、内部の完全な乾燥を待ちます。
  • 乾燥剤の活用:シリカゲルなどの乾燥剤と一緒に密閉袋に入れることで、効率よく水分を吸収させることができます。

注意点として、ドライヤーやヒーターを使った急速乾燥は、熱でパーツが変形するリスクがあるため避けてください。また、温度の高い場所に放置するとデバイスに悪影響を与えるため、自然乾燥が最も安全な方法といえます。

5. 専門業者に相談する

乾燥が終わった後も、自己判断で再度電源を入れるのは避けたほうが無難です。内部に微細な水分が残っている場合、通電によって故障するリスクが残ります。可能であれば、Appleの正規サービスプロバイダや水没対応に強い修理業者に相談し、内部のチェックやクリーニングを依頼しましょう。業者によってはデータ復旧も可能なため、バックアップが取れない場合も諦めずに相談することをおすすめします。

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Macの水没はショックな出来事ですが、速やかな応急処置が被害を軽減する鍵です。電源を切り、しっかりと乾燥させたうえで、できる限り早く専門業者に相談することで、デバイスの寿命やデータを守ることが可能になります。

当店では、水没クリーニングを承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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