どうも、パソコンシェルジュ溝の口店です。
みなさまはパソコンを何年ほどで買い替えてますか?
当店のパソコンも古くなってはいますが業務に支障がないので、はや5年ほど使っております。
数年使うとそろそろ買い替えるかーなんて検討している方もいらっしゃると思います。
でも、ちょっと待った!
もし古いパソコンの内蔵ストレージがHDDや容量の小さいSSDの場合は、新しいSSDに換装(交換)するだけでパソコンの動作をある程度改善できる可能性があります。
最新機種を求めているわけじゃない!でも今のパソコンだと少し動作が重い・・・なんて方にノートパソコンのストレージをSSDに換装するメリットや具体的な方法、注意点などをご紹介します。
まず、古いノートパソコンのストレージを新しいSSDに換装することで、具体的に何が改善できるのか。
ここでは、パソコンのストレージを新しいSSDに換装するメリットをご紹介!
①パソコンの起動やデータの読み書きの速度が改善する
SSDはフラッシュメモリを使用しているので、磁気ディスクであるHDDよりもデータにアクセスするスピードが圧倒的に速いです。
HDDを搭載しているパソコンはSSDに換装することで、OSやアプリケの起動、データの読み書きを高速化できる可能性が高いです。
パソコンの起動やデータの読み書き速度に不満がある場合は、SSDに交換してみるのをお勧めします。
②静かで衝撃に強くなる
SSDには物理的な駆動部品がないため、動作中も駆動音が気になりません。同様の理由からHDDよりも衝撃に強いため、持ち運ぶ機会が多いことも考えられるノートパソコンのストレージとして最適です。
③ストレージの空き容量を増やせる
現在の内蔵ストレージよりも大容量のSSDに交換することで、空き容量を増やせます。
ただし、発売当初よりは価格が下がっているとはいえ、SSDはHDDに比べるとまだ容量当たりの価格が高いです。
データ転送速度より空き容量を増やしたいという場合は、さらに大容量のHDDへの換装を視野に入れるのもありかと思います。
それでは、実際にノートパソコンにSSDを取り付けるには、どのような作業が必要になるのでしょうか。
ここでは、ノートパソコンにSSDを換装する手順をご紹介します。
①内蔵ストレージのデータをSSDに移行する
最初に外付けドライブケースにSSDを装着し、USBケーブルでパソコンと外付けドライブケース(SSD)を接続します。
接続したSSDをフォーマット(初期化)してから、データ移行ソフトなどで内蔵ストレージのデータをSSDにクローンしましょう。
ただし、内蔵ストレージのパーティション規格や使用状況によってはクローンを実行できない可能性があります。
そのような事態に備え、クローン作業を実行する前にデータのバックアップも取っておくのがいいでしょう。
②内蔵ストレージを取り出し、SSDに取り換える
クローンが終わり、SSDにデータを移行したら、ノートパソコンの内蔵ストレージを取り出します。
ストレージがある場所や取り出し方はパソコンの機種によって異なるため、あらかじめしっかり調べておきましょう。
取り出したら、そこに外付けストレージドライブから外したSSDを取り付けます。
③パソコンが起動するかどうかを確認する
SSDの装着が完了したら電源を入れ、パソコンが正常に起動するか確認します。
稀に、特定のドライバーが動作しないなどのトラブルが起こることも考えられますが、そのような場合はドライバーを更新するなどで対処してみましょう。
どうでしたか?
古いパソコンでも、HDDからSSDに換装することである程度快適に使用できる場合があります。
新しいパソコンに買い替えるよりも安く済むことが多く、もし複数台のノートパソコンをお持ちならサブパソコンで換装を試してみて、性能がどのくらい変わるのか確かめてみるのも良いでしょう。
ただし、内蔵ストレージの換装にはある程度の知識が必要なうえに、機種によってはストレージを取り外せないこともあります。性能面に不満がなく、空き容量だけを増やしたい方は、外付けのSSDを活用するのがおすすめです。