MacBookのキーボードが反応しない時の解決法

こんにちは。パソコンシェルジュ秋葉原です。

MacBookを使っていると、突然キーボードが反応しなくなる…というトラブルは少なくありません。
仕事や学習でMacBookを毎日使う人にとって、キーボードが打てない状態は大きなストレスです。

本記事では、MacBookのキーボードが反応しない時の主な原因と自分でできる解決法、そして修理が必要なケースをまとめて解説します。
パソコンシェルジュ秋葉原にも多く寄せられるご相談内容ですので、「同じ症状かも?」という方はぜひ参考にしてください。

■ まず確認すべき!MacBookのキーボードが反応しない主な原因

MacBookのキーボードが操作できなくなる原因は、大きく以下の5つに分類されます。

① macOSの不具合

OSアップデート後などに、

  • キーが一部だけ反応しない

  • 全く入力できない
    といったトラブルが発生することがあります。

② 設定の誤操作

「キーボードの入力ソース」「アクセシビリティ」の設定が知らないうちに変わってしまうケースも多いです。

③ バタフライキーボードの構造的な問題

2015〜2019年頃のMacBookに採用されていた“バタフライキーボード”は、

  • ゴミが入りやすい

  • 一部のキーだけが反応しない

  • 連打されてしまう
    などの不具合が非常に多いモデルです。

④ 水こぼし・汚れ・ホコリの混入

飲み物を少しこぼしただけでもキーボードが全く反応しなくなることがあります。

⑤ 基板側の故障

キーボードは本体ロジックボード(基板)と密接に繋がっているため、内部の短絡や腐食で入力されなくなるケースもあります。

■ 自分で試せる解決方法【軽度の不具合なら改善することも】

ここからはMacBookのキーボードが動かない時に試したい解決法をご紹介します。
※水没・衝撃が原因の場合は、自己対処せず修理を優先してください。

① MacBookを再起動する

最も簡単ですが、macOSの一時的なバグが原因ならこれだけで改善します。

② SMCリセット(Intel Macの場合)

「電源周り」「キーボード反応」「ファン制御」などを管理するSMCの不具合で反応しないことがあります。

Intel Macの手順:

  1. 電源を切る

  2. Shift + Control + Option + 電源ボタンを同時に10秒

  3. 手を離して起動

※M1/M2/M3 MacにはSMCリセットはありません。電源オフ→30秒待って電源オンで代替できます。

③ NVRAMリセット

入力設定などが誤作動している時に有効です。

  1. Macの電源を切る

  2. Option + Command + P + R を20秒押したまま起動

④ 外付けキーボードを接続して確認

USB or Bluetoothキーボードを繋いで入力できるか確認します。

  • 外付けでは入力できる → 本体キーボード故障の可能性大

  • 外付けでも入力不可 → OSや基板側の可能性

⑤ ゴミ・ホコリの除去(バタフライキーボードの場合特に有効)

Apple公式でも推奨される方法です。

  • キーボードを傾ける

  • エアダスターで左右に吹き付ける

ただし、強く噴射すると逆効果になるため注意が必要です。

⑥ セーフモード起動

セーフモードで動作するなら、ソフトウェア起因の可能性が高いです。

■ 修理が必要なケースとは?

以下に当てはまる場合は、自力での改善は難しいです。

  • 水や飲み物をこぼしてから反応しない

  • 一部のキーだけ常に効かない

  • 押していないのに連打される

  • バタフライキーボードの複数キーが反応しない

  • 外付けキーボードでも入力できない

  • 起動時にキーボードエラーが表示される

MacBookのキーボードは単独パーツではなく、
パームレスト・バッテリーと一体化しているモデルが多く、修理難易度は高めです。

■ パソコンシェルジュ秋葉原での修理例

当店では、以下のような修理に対応しています。

  • MacBookキーボード交換

  • 水没処理+キーボード交換

  • 基板修理(キーボードIC不良など)

  • バタフライキーボード特有の不具合対応

  • 内部クリーニング

秋葉原駅近くでアクセスも良く、急ぎのご依頼にも対応しています。

■ キーボードの不調を放置するとどうなる?

  • キー反応が完全に失われる

  • 基板に腐食が広がり高額修理になる

  • バッテリーまで交換が必要になる

特に水濡れが原因の場合、放置時間が長いほど腐食は進行します。
「少しだけお茶をこぼした」レベルでも、後から重症化することが多いので注意が必要です。

■ まとめ|キーボードが反応しない時は早めの点検がおすすめ

MacBookのキーボードが反応しない原因は、

  • ソフトウェアの不具合

  • 設定の誤動作

  • キーボード基盤の故障

  • 水没
    など多岐にわたります。

軽度なら自分で解決できることもありますが、
症状が続く場合は早めに専門店でのチェックを推奨します。

パソコンシェルジュ秋葉原では、
無料診断・データそのまま修理 に対応しております。
「MacBookのキーボードが打てない」「キーが反応しない」などお困りの際は、お気軽にご相談ください。

東京秋葉原店