パソコンにコーヒーやお茶、水などをこぼしてしまう「水没トラブル」は、誰にでも起こりうる事故です。
液体がパソコン内部に入り込むと、ショートや部品の腐食、データ損失の原因となります。
特にノートパソコンやSurface、MacBookなど、精密部品が密集している機種では、水没直後の対応がパソコンの復旧率を大きく左右します。
この記事では、水没トラブルが起きた場合の自宅での応急処置と、修理・クリーニングを早急に行う重要性を解説します。
■ 水没パソコンで起きる主なトラブル
パソコンに液体がかかると、次のようなトラブルが発生する可能性があります。
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電源が入らない
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起動しても画面が映らない
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キーボードやタッチパッドが反応しない
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内部部品の腐食によるショート
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データ消失やシステム異常
水没後に放置すると、液体が内部で広がり、復旧が困難になるリスクが高まります。
■ 水没直後に自宅でできる応急処置
水没した場合、時間との勝負です。パソコンシェルジュ秋葉原でも、迅速な対応をおすすめしています。
1. 電源をすぐに切る
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電源が入ったままだとショートの危険があります
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ACアダプターやバッテリーもすぐに外す
2. 液体を拭き取る
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表面の水分を柔らかい布やペーパーでやさしく吸い取る
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キーボードや端子の隙間に入った水分も可能な限り拭く
3. 逆さまにして水を排出
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ノートパソコンは逆さまにして液体を自然に排出
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無理に振ると内部の部品を傷める可能性があるので注意
4. 乾燥剤や風通しの良い場所で自然乾燥
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ドライヤーの熱風は内部部品を傷めるので避ける
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数時間〜一晩程度、通気性の良い場所で乾かす
■ 専門店での水没クリーニングが重要な理由
自宅での応急処置だけでは、内部に残った水分や腐食を完全に取り除くことはできません。
放置すると、内部部品の腐食やショートによる二次被害が発生し、修理費用やデータ復旧費用が高額になることもあります。
パソコンシェルジュ秋葉原では、水没したパソコンに対して以下の対応を行っています。
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内部分解による徹底クリーニング
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ショート防止のための部品チェック
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データ保護を優先した修理対応
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必要に応じて部品交換や復旧作業
早く持ち込むほど、復旧率は格段に高くなります。
■ 水没後に注意すべきポイント
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電源を無理に入れない:ショートや部品破損の原因
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自然乾燥を優先する:熱風で急乾燥は危険
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自己分解は避ける:精密部品を傷める可能性がある
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データのバックアップは後回し:まず安全な状態で内部乾燥・クリーニングを行う
■ 日常でできる水没トラブル予防
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パソコン使用時に飲み物を近くに置かない
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キーボードカバーや防水ケースを使用
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周辺機器や電源ケーブル周りを整理して水の侵入を防ぐ
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定期的なデータバックアップで万一の被害に備える
これらの予防策で、水没による被害を大幅に減らすことができます。
■ まとめ:水没パソコンは早急な対応がカギ
パソコンの水没トラブルは、時間との勝負です。自宅での応急処置で被害を最小限に抑えつつ、専門店での水没クリーニング・修理を早急に行うことが最も重要です。
パソコンシェルジュ秋葉原では、水没トラブルの迅速対応と安全な内部クリーニングを提供しています。
「パソコンに水をこぼした」「電源が入らない」とお困りの方は、できるだけ早くご相談ください。

