パソコンを使っている最中に突然電源が落ちる、シャットダウンしてしまうといったトラブルは非常に困ります。仕事中や作業中に起きると、データの消失や作業の中断につながるため、早急な原因特定が重要です。
突然のシャットダウンは、ハードウェアの問題やソフトウェアの不具合が原因のこともありますが、ウイルスやマルウェアによる影響で起きるケースもあります。今回は、自宅でできる確認方法と安全な対処法を解説します。
■ パソコンが突然シャットダウンする主な原因
パソコンが突然シャットダウンする原因は、大きく分けて「ハードウェア」「ソフトウェア」「ウイルス」の3つに分かれます。
1. ハードウェアの問題
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CPUやGPUの過熱(冷却ファンの故障やホコリの蓄積)
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バッテリー劣化や電源ユニットの故障
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メモリやSSD/HDDの不具合
ハードウェアに問題がある場合、電源が安全装置として自動的に切れることがあります。
2. ソフトウェアや設定の問題
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OSやアプリの異常動作
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更新プログラムの失敗や互換性の問題
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スリープや省電力設定によるシャットダウン
ソフトウェアの問題は、定期的なアップデートや設定の見直しで改善できる場合があります。
3. ウイルス・マルウェアの影響
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ウイルスがCPUやメモリを占有して過熱状態を作る
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不正プログラムが自動でシャットダウンを指示する
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ファイルやシステムを破壊してOSが正常に動作しなくなる
特に怪しいサイトやメールからダウンロードしたファイルを開いた場合、ウイルス感染が原因で突然シャットダウンすることがあります。
■ 自宅でできる確認・対処法
1. 電源やバッテリーのチェック
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ACアダプターやケーブルに破損がないか確認
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ノートパソコンならバッテリーを取り外して再接続
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過熱の可能性がある場合、パソコンを冷却する環境で起動
2. タスクマネージャー・アクティビティモニタで負荷確認
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Windows:「Ctrl + Shift + Esc」でタスクマネージャー
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Mac:「アクティビティモニタ」
CPUやメモリを異常に消費するプロセスがあれば、ウイルスや不具合の可能性を疑う
3. セキュリティソフトでフルスキャン
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最新のウイルス対策ソフトで完全スキャン
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感染ファイルや怪しいプロセスを駆除
4. OSやアプリの更新
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Windows UpdateやmacOSアップデートを実施
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アプリも最新版に更新して互換性の問題を解消
5. 外部デバイスの取り外し
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USBメモリ、外付けHDDなどを接続したままの起動は避ける
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周辺機器が原因でシャットダウンする場合があります
■ 専門店での診断が必要なケース
自宅での確認や対処を試しても、状況が改善しない場合はハードウェアやシステムの深刻なトラブルが考えられます。
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起動直後や使用中に頻繁にシャットダウン
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電源ボタンを押しても反応がない
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ウイルススキャンでも異常が消えない
このような場合、パソコンシェルジュ秋葉原店での診断が安心です。
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バッテリーや電源ユニット、メモリの状態をチェック
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ウイルスやマルウェアの駆除
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OSの修復や最適化
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データを守りながら修理対応
■ 日常でできるシャットダウン予防のポイント
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定期的にOSやアプリを最新に保つ
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信頼できるセキュリティソフトを常時有効化
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怪しいメールやサイトを開かない
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周辺機器は必要なときだけ接続
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パソコンの排熱環境を整え、ホコリを定期的に掃除
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定期的なバックアップでデータを保護
これらの習慣を守ることで、突然のシャットダウンリスクを大幅に減らすことができます。
■ まとめ:突然のシャットダウンは早めの原因特定が重要
パソコンが突然シャットダウンする原因は、ハードウェアの故障や設定トラブル、そしてウイルス感染の可能性があります。
自宅でできる簡単な確認方法を試しても改善しない場合は、専門店での診断・修理が安心です。
パソコンシェルジュ秋葉原店では、ハードウェア診断、ウイルス駆除、OS最適化など、安全にトラブルを解消するサービスを提供しています。
「突然シャットダウンする」「原因がわからない」とお困りの方は、早めにご相談ください。

