MacBook Proが起動しない時に試すべき5つの対策

こんにちは。「パソコンシェルジュ秋葉原店」です。
「MacBook Proの電源を押しても反応がない」「リンゴマークのまま動かない」──そんな症状でお困りではありませんか?

MacBookが突然起動しなくなる原因は、ソフトウェアトラブルからバッテリー・基板の故障までさまざまです。
しかし、いきなり修理に出す前に試しておきたい対処法があります。
今回は、MacBook Proが起動しない時に試すべき5つのポイントを、専門店の視点からわかりやすく解説します。

■ 対策① 電源ケーブル・アダプタの接続を確認する

まずは基本中の基本、「電源がしっかり供給されているか」を確認しましょう。
純正の充電アダプタとケーブルを使用し、別のコンセントや電源タップでも試してみてください。

MacBook Proは、バッテリーが完全に放電していると、数分間はまったく反応しないことがあります。
その場合は、電源ケーブルをつないだまま10分ほど放置してから再度電源ボタンを押してみましょう。

また、ケーブルやアダプタ自体が故障しているケースも多く、他のMacやiPhoneで充電できるかを確認すると原因の切り分けになります。

■ 対策② 強制再起動を試す(電源ボタン長押し)

次に、システムのフリーズが原因で起動していない場合。
このときは強制再起動を行います。

  1. 電源ボタンを10秒以上長押しし、完全に電源を切ります。

  2. 5秒ほど待ってから、再度電源ボタンを押して起動を確認。

これでリンゴマークが表示されれば、一時的なソフトウェアエラーだった可能性が高いです。
ただし、同じ症状が繰り返す場合はmacOSやストレージの破損が疑われます。

■ 対策③ SMC(システム管理コントローラ)をリセットする

MacBook Proでは、**電源・充電・温度管理などを制御するSMC(System Management Controller)**が正常に動作していないと、起動しない場合があります。

SMCのリセット方法は以下の通りです(T2チップ搭載モデルの場合):

  1. MacBookの電源を完全に切ります。

  2. 「Control + Option(Alt) + Shift(右)」キーを同時に7秒間押します。

  3. そのまま電源ボタンを追加で7秒間押し、すべてのキーを離します。

  4. 数秒後に電源ボタンを押して起動。

これでSMCがリセットされ、充電ランプが点灯する・ファンが回り始めるなど、反応が戻る場合があります。

■ 対策④ セーフモードまたはリカバリーモードでの起動を試す

ソフトウェアの不具合やOS破損が原因の場合は、セーフモードまたはリカバリーモードを使って診断・復旧を行います。

【セーフモードの起動方法】

  1. MacBook Proの電源を切る。

  2. 電源ボタンを押してすぐに「Shift」キーを押し続ける。

  3. ログイン画面が表示されたらキーを離す。

セーフモードでは不要なアプリを停止し、システムチェックが自動で行われます。
ここで正常に起動できる場合は、最近インストールしたアプリや拡張機能が原因かもしれません。

【リカバリーモードの起動方法】

  1. Macの電源を切り、「Command + R」を押しながら電源を入れる。

  2. Appleロゴが出たらキーを離す。

  3. macOSユーティリティが表示されたら、「ディスクユーティリティ」でストレージの修復を試します。

これでも解決しない場合、OSの再インストールが必要になることがあります。

■ 対策⑤ それでも起動しない場合は「基板故障」の可能性も

上記の方法を試しても電源が入らない場合、
ロジックボード(基板)や電源ICの故障が疑われます。

特に次のような症状がある場合は、早めの修理がおすすめです。

  • 電源ボタンを押してもランプが点かない

  • ファンだけが回って画面が真っ暗

  • 充電ができない・バッテリー残量が0%のまま

  • 水没後や落下後に起動しなくなった

これらは自力での修復が難しく、放置するとデータ損失や完全起動不能に至ることもあります。

パソコンシェルジュ秋葉原店では、MacBook Proの電源回路修理・基板修理・バッテリー交換・SSDデータ復旧などをすべて店内で対応可能。
データを残したままの修理にも対応しています。

■ 修理依頼時のチェックポイント

修理に出す前に、以下の点を確認しておくとスムーズです。

  • シリアル番号(本体裏またはApple ID情報で確認)

  • 使用年数とmacOSバージョン

  • 水没・落下などの履歴

  • 起動しない前後の症状(音・光・においなど)

これらを伝えることで、診断時間を短縮し、最適な修理内容を提案できます。

■ まとめ:無理に操作せず、早めの診断を!

MacBook Proが起動しないときは、
「ケーブル確認 → 強制再起動 → SMCリセット → セーフモード → 修理相談」
この順で試すのがポイントです。

内部の基板やSSDにトラブルがある場合は、むやみに操作を続けるとデータ破損のリスクも。
異変を感じたら、Mac専門の修理店に早めの相談をおすすめします。

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