マイクロソフトのSurfaceシリーズは、ノートパソコンのように使える2in1デバイスとして人気があります。その中でも、タイプカバー(キーボードカバー)は入力作業に欠かせない重要なアクセサリーです。ところが、「突然キーが反応しない」「タッチパッドが動かない」といったトラブルに悩まされる方も少なくありません。今回は、Surfaceタイプカバーが反応しない原因と修理方法について、パソコン修理専門店「パソコンシェルジュ秋葉原店」が詳しく解説します。
■ 原因1:接点不良による通信トラブル
タイプカバーと本体は、マグネットと専用端子で接続されています。
長期間使用していると、端子部分にホコリや金属粉、皮脂汚れなどが付着し、接点不良を起こすことがあります。
【対処方法】
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Surfaceの電源を切る。
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タイプカバーを取り外す。
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柔らかい布や綿棒で端子部分をやさしく拭き取る。
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再度しっかりと取り付ける。
清掃しても改善しない場合は、端子そのものが破損している可能性があるため、修理が必要です。
■ 原因2:ドライバーやシステムの不具合
SurfaceはWindows OSで動作しており、ソフトウェアの不具合でもタイプカバーが反応しなくなることがあります。
特にWindows Updateの直後や、ドライバー更新時に発生しやすいトラブルです。
【確認方法】
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デバイスマネージャーを開く。
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「キーボード」または「ヒューマンインターフェイスデバイス」にエラー(!マーク)がないか確認。
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不具合がある場合は、ドライバーの再インストールを実施。
それでも改善しない場合は、システムリセットや初期化を試すことで解決することもあります。
■ 原因3:タイプカバーの物理的な故障
落下や折り曲げ、経年劣化によって、タイプカバー内部の配線が断線しているケースも多く見られます。
特に、頻繁に脱着を繰り返している方や、Surfaceを持ち運ぶことが多い方は要注意です。
タイプカバー単体の故障であれば、交換で改善しますが、
本体側のコネクタが壊れている場合は分解修理が必要となります。
■ 修理・交換の目安と費用
パソコンシェルジュ秋葉原店では、症状に応じた柔軟な修理対応を行っています。
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接点クリーニング・点検:3,000円〜
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コネクタ修理・交換:8,000円〜
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タイプカバー交換:在庫・型番により変動
どの部分が原因かを正確に見極めるには、プロによる診断が欠かせません。
当店では、Surfaceの分解経験豊富なスタッフが丁寧に点検し、最適な修理プランをご提案いたします。
■ 修理前にやってはいけないこと
「強く押し込む」「何度も抜き差しを繰り返す」「接点に液体を吹きかける」などはNGです。
かえって端子や基板を損傷するリスクがあります。
トラブルが続く場合は、早めの専門店相談が安全です。
■ まとめ:タイプカバーの不具合は早期対処がカギ
Surfaceタイプカバーが反応しないときは、
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接点の汚れ
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ドライバーの不具合
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ハードウェアの故障
この3つを順に確認しましょう。
それでも改善しない場合は、Surface修理専門のパソコンシェルジュ秋葉原店にご相談ください。
店舗では、即日診断・即日修理対応も可能です。
タイプカバーが使えず作業に支障が出ている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

