こんにちは、パソコンシェルジュ秋葉原店です。
仕事や大学、出張先などで使う機会の多いPanasonicのLet’s note(レッツノート)。軽量で頑丈なノートパソコンとして人気ですが、長く使っていると「画面に線が出る」「表示がチラつく」といったトラブルが発生することがあります。
このような症状は、単なる接触不良で済む場合もあれば、液晶パネルの故障や内部ケーブルの断線が原因のこともあります。今回は、レッツノートで画面に線が出るときの原因と、自分でできる見極め方、修理のタイミングについて解説します。
■1. まず確認したい「線の種類」
画面に現れる線には、主に3種類あります。
1️⃣ 縦線(縦方向に1本または複数)
→ 液晶パネルの内部配線が断線していることが多いです。落下や圧迫によって発生します。
2️⃣ 横線(横方向に出る)
→ グラフィックチップやケーブルの接触不良が原因のことが多く、振動や経年劣化によって起こります。
3️⃣ カラフルな線・チラつき・波打つ線
→ GPU(グラフィック回路)やマザーボードの不具合の可能性が高いです。
線の本数や位置が固定されていて動かない場合は液晶パネル側の物理的な故障、
一方で動いたり点滅したりする場合はケーブルや制御基板側の不具合が考えられます。
■2. 外部モニターに映して確認
最も簡単な切り分け方法は、外部ディスプレイに接続して確認することです。
HDMIやVGAケーブルでモニターやテレビにつなぎ、表示を比べてみましょう。
✅ 外部モニターでは正常に映る → 液晶パネルまたはケーブルの不良
✅ 外部モニターにも線が出る → マザーボードまたはGPUの故障
このテストをするだけで、修理箇所を大きく絞り込むことができます。
■3. 液晶ケーブルの緩み・断線
レッツノートは軽量化のため、液晶ケーブルが非常に細く、ヒンジ部分を通っている構造になっています。
そのため、開け閉めを繰り返すうちにケーブルが摩耗・断線してしまうことがあります。
・画面を開く角度によって線が消えたり出たりする
・軽く揺らすとチラつく
このような症状がある場合は、液晶ケーブルの接触不良や断線の可能性が高いです。
分解してケーブル交換を行うことで改善することが多いですが、個人での作業は難易度が高いため、専門店での修理をおすすめします。
■4. 液晶パネルの劣化・破損
液晶に線が固定されて消えない場合は、パネルそのものの破損が原因の可能性が高いです。
特に、
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落下や圧迫で画面に強い衝撃を受けた
-
長期間同じ画面を表示していた(焼き付き)
-
内部で液晶層が剥離した
といった場合は、液晶交換以外での解決はほぼ不可能です。
交換費用の目安は、モデルにもよりますが
約2万円〜4万円前後(税別) が一般的です。
■5. 放置すると悪化する?
線が出始めたばかりの段階で「まだ見えるから」と放置してしまう方も多いですが、
液晶不良は放置すると範囲が広がる傾向にあります。
内部で電圧が不安定になり、
やがて「画面が真っ黒になる」「映像が二重に見える」「起動してもロゴだけ表示される」などの症状へ進行することも。
特に仕事用・業務用のLet’s noteをお使いの方は、早めの修理対応が安心です。
■6. 修理を検討するタイミング
次のような状態なら、修理・交換を検討しましょう。
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線が常に表示されている
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一定時間で線が増えてきた
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外部出力では正常に映る
-
映像がチラつく・暗い部分が増えた
こうした症状がある場合、内部パーツの交換で復旧できるケースがほとんどです。
また、レッツノートはモデルごとにパネル型番が異なるため、純正または互換パネルの選定も重要です。
■7. 専門店での診断をおすすめします
当店 パソコンシェルジュ秋葉原店 では、Let’s noteをはじめとしたノートパソコンの液晶修理を数多く行っています。
画面に線が出る・映らない・割れているといった症状にも、その場で無料診断・即日修理が可能です。
「液晶交換なのか」「ケーブルなのか」「基板修理が必要か」
原因を正確に見極め、最適な修理プランをご案内いたします。
■まとめ
Let’s noteの画面に線が出る原因は、
1️⃣ 液晶パネルの破損
2️⃣ ケーブルの断線・接触不良
3️⃣ GPUや基板のトラブル
のいずれかであることがほとんどです。
まずは外部モニターで映像を確認し、原因を切り分けることがポイント。
症状が続く場合は、放置せず早めに修理店へ相談しましょう。
パソコンシェルジュ秋葉原店 では、
丁寧な診断とスピード修理で、あなたのLet’s noteを最短で復旧いたします。