MicrosoftのSurfaceシリーズは、軽量で持ち運びやすく、タブレットとノートPCの両方の使い方ができる便利な2in1デバイスとして人気があります。その魅力を最大限に引き出すのが「タイプカバー(キーボード)」ですが、突然キー入力ができなくなる、接続しても反応しないといったトラブルに悩まされる方も少なくありません。
「キーボードが壊れた?」と慌てる前に、まずはご自身で確認できる基本的なチェック項目があります。この記事では、Surfaceのキーボードが反応しないときに確認すべき3つのポイントを詳しく解説します。
1. 接続部分の確認とクリーニング
Surfaceのタイプカバーは、マグネット式の端子で本体と接続されています。この接点部分にホコリやゴミが入り込んでいたり、皮脂や汚れが付着していると、信号が正しく伝わらず「反応しない」状態になることがあります。
チェック方法
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タイプカバーを一度取り外す
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接続端子を確認し、ホコリや汚れがないかチェック
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柔らかい布や綿棒で優しく拭き取る
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アルコールシートを使う場合は、完全に乾燥してから再接続
特に長期間使用していると、端子部分の酸化や小さなゴミが原因になることも多いです。クリーニングを行った後、再度装着して認識されるか試してみましょう。
2. ドライバーや設定の確認
キーボード自体に物理的な不具合がない場合でも、ソフトウェアの不具合によって反応しなくなるケースがあります。Windows Updateやドライバーのエラー、設定の問題などが典型的です。
チェック方法
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デバイスマネージャーの確認
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[スタート] →「デバイスマネージャー」
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「キーボード」や「ヒューマンインターフェイスデバイス」にエラー表示(黄色い三角マーク)がないか確認
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ドライバーの再インストール
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問題がある場合は右クリックして「デバイスのアンインストール」
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その後再起動すると、自動的にドライバーが再インストールされます
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Windows Updateの実行
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Microsoftは不具合修正をアップデートで提供することが多いため、最新の状態に更新することも大切です。
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設定の確認
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[設定] →「デバイス」→「入力」から、外付けキーボードが無効化されていないか確認
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これらを試すことで、ソフト的なトラブルが解消される場合があります。
3. ハードウェアの故障確認
端子のクリーニングやソフトウェアの調整を行っても改善しない場合、キーボード自体の故障や本体側の不具合が疑われます。特に以下のような症状がある場合は、ハードウェアの修理・交換が必要です。
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一部のキーだけが反応しない
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キーボードを強く押すと一瞬だけ反応する
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複数のキーが同時に効かなくなる
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本体のUSBポートや他の外付けデバイスにも不具合が出ている
このような場合、ユーザーができる対応は限られています。外付けキーボードを一時的に使用して作業を続けることはできますが、根本的な解決には修理が必要です。
早めの修理相談が安心
Surfaceは精密機器のため、自分で分解修理することはおすすめできません。内部構造が複雑で、無理に開けてしまうと他の部品を傷つけてしまうリスクもあります。
当店 パソコンシェルジュ秋葉原店 では、Surfaceのキーボード不良や端子の故障に関する修理を多数承っています。基板側の接続不良やキーボードの交換など、原因に応じた適切な修理を行いますので、「突然使えなくなった」という場合でもお気軽にご相談ください。
まとめ
Surfaceのキーボードが反応しないときは、以下の3つのチェック項目を確認してみましょう。
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接続部分の清掃と確認
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ドライバーや設定の見直し
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ハードウェアの故障確認
これらを試しても改善しない場合は、無理に使用を続けず、修理専門店に相談するのが最も安心です。
Surfaceは仕事や学習に欠かせない大切なパートナー。突然のキーボード不良に悩んだら、ぜひ パソコンシェルジュ秋葉原店 にご相談ください。