パソコン修理とデータ消失リスク ― バックアップは必要?業者対応も解説

パソコンシェルジュ秋葉原店です。

パソコンやスマートフォンの調子が悪くなり、修理を検討する際に多くの方が悩むのが 「バックアップを取るべきか?」 という点です。
大切な写真や仕事のデータ、保存してあるパスワードやアプリの情報などは、壊れて初めてその重要性に気づくケースも少なくありません。

では、修理前にどのような準備をすべきなのか。今回は バックアップの必要性業者での対応可能範囲 を詳しく解説します。

なぜ修理前にバックアップが必要なのか?

パソコン修理においては、部品の交換やOSの再インストールが伴うケースが多くあります。
特に以下のような修理では、データが消えるリスクが高まります。

  • ストレージ(HDD/SSD)の交換

  • 初期化が必要なシステム修理

  • 基板修理による動作不良回避

  • ウイルス感染からの復旧作業

これらの場合、修理そのものは成功しても、内部データは初期化されてしまう可能性があります。つまり 「修理=データ保証」ではない という点を理解しておく必要があります。

バックアップを取らない場合のリスク

バックアップを取らないまま修理に出してしまうと、次のようなリスクに直面します。

  1. 大切な写真・動画の喪失
    家族の思い出や旅行の写真は一度消えると二度と戻ってきません。

  2. 業務データの消失
    会社の資料や取引先との契約データが消えると、仕事に大きな支障が出ます。

  3. アカウントやパスワード情報の消失
    ログイン情報を保存していた場合、再設定が必要になり非常に手間がかかります。

  4. 復元コストの増大
    専門業者にデータ復旧を依頼すると、場合によっては数万円~十数万円の費用が発生することもあります。

自分でできるバックアップ方法

修理前にできるだけデータを保護するためには、以下の方法を活用しましょう。

  • 外付けHDDやSSDにコピー
    写真やドキュメントなど重要なデータを物理的に保存できます。

  • クラウドストレージを利用
    Google Drive、Dropbox、OneDriveなどを使えば、インターネット環境さえあれば安全に保存可能です。

  • システム全体のバックアップ
    Windowsなら「回復ドライブ」や「イメージバックアップ」、Macなら「Time Machine」でOSごと保存できます。

「バックアップが取れない」ケースもある

実際には、パソコンが故障して電源が入らない、画面が映らない、操作できないといった状態で 自分でバックアップが取れない というケースも多くあります。
特に以下の状況は要注意です。

  • 電源が入らない

  • 再起動を繰り返す

  • キーボードやマウス操作が効かない

  • WindowsやMacの起動画面から進まない

このような場合、無理に操作を続けると データ破損が悪化 することもあり、早めに専門業者へ相談するのが賢明です。

業者でバックアップ対応は可能?

修理業者によっては、 修理前にデータを救出・バックアップ するサービスを提供しています。
例えば当店「パソコンシェルジュ秋葉原店」では、次のような対応が可能です。

  • 起動しないパソコンからのデータ救出

  • HDDやSSDのクローン作成

  • 故障した端末から外付け媒体へのコピー

  • バックアップ後に修理作業へ移行

こうしたサービスを利用することで、修理中にデータが消えるリスクを大幅に減らすことができます。

修理前に確認すべきこと

修理業者に依頼する際には、以下の点を必ず確認しましょう。

  1. データ保護に対応しているか
    「データは保証しません」という業者も多いため、事前に必ず確認が必要です。

  2. データ救出サービスの有無
    修理前にバックアップ代行ができるかどうかを聞きましょう。

  3. 追加費用の有無
    バックアップ代行は別料金になるケースが多いため、見積もりをしっかり取ることが重要です。

まとめ:修理前のバックアップは必須!

パソコンやSurface、MacBookなど、どの端末でも 修理前のバックアップは必須 です。
自分で取れる場合はクラウドや外付けHDDに保存を、取れない場合は 業者に依頼してでも残す価値があります。

パソコンシェルジュ秋葉原店では、修理前のデータ救出から修理後の動作確認までトータルでサポートしています。
「修理に出したいけれど、データが心配」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

👉 ご相談・お見積りは パソコンシェルジュ秋葉原店 までお気軽に!

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