パソコンやスマートフォンの調子が悪くなり、修理を検討する際に多くの方が悩むのが 「バックアップを取るべきか?」 という点です。
大切な写真や仕事のデータ、保存してあるパスワードやアプリの情報などは、壊れて初めてその重要性に気づくケースも少なくありません。
では、修理前にどのような準備をすべきなのか。今回は バックアップの必要性 と 業者での対応可能範囲 を詳しく解説します。
なぜ修理前にバックアップが必要なのか?
パソコン修理においては、部品の交換やOSの再インストールが伴うケースが多くあります。
特に以下のような修理では、データが消えるリスクが高まります。
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ストレージ(HDD/SSD)の交換
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初期化が必要なシステム修理
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基板修理による動作不良回避
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ウイルス感染からの復旧作業
これらの場合、修理そのものは成功しても、内部データは初期化されてしまう可能性があります。つまり 「修理=データ保証」ではない という点を理解しておく必要があります。
バックアップを取らない場合のリスク
バックアップを取らないまま修理に出してしまうと、次のようなリスクに直面します。
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大切な写真・動画の喪失
家族の思い出や旅行の写真は一度消えると二度と戻ってきません。 -
業務データの消失
会社の資料や取引先との契約データが消えると、仕事に大きな支障が出ます。 -
アカウントやパスワード情報の消失
ログイン情報を保存していた場合、再設定が必要になり非常に手間がかかります。 -
復元コストの増大
専門業者にデータ復旧を依頼すると、場合によっては数万円~十数万円の費用が発生することもあります。
自分でできるバックアップ方法
修理前にできるだけデータを保護するためには、以下の方法を活用しましょう。
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外付けHDDやSSDにコピー
写真やドキュメントなど重要なデータを物理的に保存できます。 -
クラウドストレージを利用
Google Drive、Dropbox、OneDriveなどを使えば、インターネット環境さえあれば安全に保存可能です。 -
システム全体のバックアップ
Windowsなら「回復ドライブ」や「イメージバックアップ」、Macなら「Time Machine」でOSごと保存できます。
「バックアップが取れない」ケースもある
実際には、パソコンが故障して電源が入らない、画面が映らない、操作できないといった状態で 自分でバックアップが取れない というケースも多くあります。
特に以下の状況は要注意です。
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電源が入らない
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再起動を繰り返す
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キーボードやマウス操作が効かない
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WindowsやMacの起動画面から進まない
このような場合、無理に操作を続けると データ破損が悪化 することもあり、早めに専門業者へ相談するのが賢明です。
業者でバックアップ対応は可能?
修理業者によっては、 修理前にデータを救出・バックアップ するサービスを提供しています。
例えば当店「パソコンシェルジュ秋葉原店」では、次のような対応が可能です。
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起動しないパソコンからのデータ救出
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HDDやSSDのクローン作成
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故障した端末から外付け媒体へのコピー
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バックアップ後に修理作業へ移行
こうしたサービスを利用することで、修理中にデータが消えるリスクを大幅に減らすことができます。
修理前に確認すべきこと
修理業者に依頼する際には、以下の点を必ず確認しましょう。
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データ保護に対応しているか
「データは保証しません」という業者も多いため、事前に必ず確認が必要です。 -
データ救出サービスの有無
修理前にバックアップ代行ができるかどうかを聞きましょう。 -
追加費用の有無
バックアップ代行は別料金になるケースが多いため、見積もりをしっかり取ることが重要です。
まとめ:修理前のバックアップは必須!
パソコンやSurface、MacBookなど、どの端末でも 修理前のバックアップは必須 です。
自分で取れる場合はクラウドや外付けHDDに保存を、取れない場合は 業者に依頼してでも残す価値があります。
パソコンシェルジュ秋葉原店では、修理前のデータ救出から修理後の動作確認までトータルでサポートしています。
「修理に出したいけれど、データが心配」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
👉 ご相談・お見積りは パソコンシェルジュ秋葉原店 までお気軽に!