本日は、WindowsとMac、性能維持のための掃除・クリーニング法まとめについて紹介します。
長くパソコンを使っていると、「起動が遅い」「ファンの音がうるさい」「操作中に熱くなる」といったトラブルが気になり始めることがあります。
実はそれ、パソコン内部や外部の“汚れ”が原因かもしれません。
WindowsでもMacでも、定期的な「掃除(物理的)」と「クリーニング(データ的)」を行うことで、性能を保ち、寿命を延ばすことができます。
今回は、パソコンの性能を維持するための掃除・クリーニング方法を、初心者でもできる内容を中心にまとめました。
1. 外部クリーニング(見た目の掃除)
まずは「見た目の掃除」から。意外にも、ホコリや皮脂汚れはパソコンの動作にも悪影響を与えます。
● キーボード
毎日使うキーボードには、ホコリ、食べかす、手の脂などがたまりがち。
エアダスターで隙間のホコリを吹き飛ばし、表面はアルコールを含んだウェットティッシュや専用クリーナーで拭きましょう。水気を含みすぎないように注意してください。
● 画面(ディスプレイ)
ディスプレイは静電気でホコリを集めやすいパーツです。
マイクロファイバークロスで優しく乾拭きし、汚れがひどいときは液晶用のクリーナーを使いましょう。
※MacはRetinaディスプレイ対応クリーナーを選ぶのが安心です。
● 吸排気口(ファン周り)
ノートパソコンの底面や側面には通気口があります。ここがホコリで詰まると、排熱効率が落ちて動作の重さ・熱暴走・ファン異音の原因に。
エアダスターでホコリを飛ばすだけでも効果があります。
2. 内部クリーニング(データ整理)
パソコンの動作を軽くするには、内部(ソフト面)の整理も欠かせません。
● 不要なアプリ・ファイルの削除
使っていないアプリやファイルがストレージを圧迫していると、読み込み速度が低下します。
「アプリケーション」や「プログラムの追加と削除」から、不要なソフトはアンインストールしましょう。
また、「ダウンロード」フォルダや「ごみ箱」も定期的にチェック・空にすることが大切です。
● スタートアップの整理(Windows限定)
Windowsでは、起動時に自動で立ち上がるアプリが多いと、起動が遅くなります。
「タスクマネージャー」→「スタートアップ」タブから不要なアプリの自動起動をオフにしてみましょう。
● ストレージの最適化(Mac)
Macでは「ストレージを管理」から不要なキャッシュ・重複ファイル・古いメール添付ファイルを削除することで、空き容量を増やし動作を軽くできます。
3. ソフトウェアやセキュリティのメンテナンス
● OSとアプリのアップデート
古いバージョンのまま使っていると、動作不良やセキュリティリスクが高まります。
Windowsなら「設定」→「Windows Update」、Macなら「システム設定」→「ソフトウェア・アップデート」から、定期的に最新の状態に保つことをおすすめします。
● ウイルススキャン
マルウェアやスパイウェアがバックグラウンドで動いていると、パソコンの動作が遅くなります。
信頼できるセキュリティソフトで定期的にスキャンしましょう。
Macでも油断せず、ウイルス対策ソフトを併用すると安心です。
4. 定期メンテナンスで寿命を延ばそう
1〜2ヶ月に1回は掃除・データ整理を習慣にすると、パソコンの寿命は確実に延びます。
また、年に1回程度は内部の分解清掃やバッテリー点検も検討しましょう(自信がない場合は専門店へ)。
パソコンシェルジュ秋葉原店では、ホコリ除去・ウイルス除去・データ整理代行・内部クリーニングなどのメンテナンスメニューをご用意しています。
動作の重さや熱、音などでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
WindowsでもMacでも、「掃除」と「クリーニング」の両立が性能維持のカギです。
簡単な作業を定期的に行うだけで、動作の快適さがぐっと変わります。
大切なパソコンを長く使うために、今日から少しずつ始めてみましょう。