本日は、パソコンのHDDが認識しない?原因と対処法について紹介します。
パソコンのHDD(ハードディスク)が突然認識されなくなると、大切なデータにアクセスできなくなり、非常に困る状況に陥ります。しかし、HDDが認識されない原因はさまざまで、適切な対処法を知ることで復旧できる可能性もあります。本記事では、HDDが認識されない主な原因とその解決策について詳しく解説します。
HDDが認識されない主な原因
HDDが認識されない場合、以下のような原因が考えられます。
1. ケーブルや接続ポートの不具合
HDDが接続されているSATAケーブルやUSBケーブルが緩んでいたり、ポートが故障していると認識されないことがあります。また、電源供給が不安定な場合も動作しません。
2. BIOS/UEFIの設定
HDDがBIOS(またはUEFI)で認識されていないと、OS上でも検出できません。BIOSの設定が誤っている、またはHDDの接続が無効になっている可能性があります。
3. HDDのドライバの問題
WindowsやMacでは、HDDのドライバが正しくインストールされていないと認識されません。特に、新しいHDDを接続した際やOSをアップデートした後に発生することがあります。
4. HDDの物理的故障
HDDから異音(カチカチ、カタカタ、ジーという音)がする場合、内部の機械的な故障の可能性があります。特に、長年使用していたHDDで突然認識されなくなった場合は、寿命による故障が考えられます。
5. ファイルシステムの破損
HDDのファイルシステムが破損していると、OSがHDDを正しく認識できません。これは、誤った取り外しや電源が突然落ちた際に発生することがあります。
HDDが認識されないときの対処法
HDDが認識されない場合、以下の方法を試して問題を特定し、解決を目指しましょう。
1. ケーブルや接続ポートを確認
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HDDとパソコンを接続しているSATAケーブルやUSBケーブルを抜き差しする。
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別のケーブルを使用して接続を試す。
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可能なら別のパソコンに接続して、HDDが認識されるか確認する。
2. BIOS/UEFIの設定を確認
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パソコンの電源を入れる際に、F2やDeleteキー(機種による)を押してBIOS/UEFI画面を開く。
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ストレージデバイスの一覧を確認し、HDDが認識されているかを確認。
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「Disabled(無効)」になっている場合は「Enabled(有効)」に変更する。
3. ディスク管理ツールでHDDを確認
Windowsでは、「ディスクの管理」ツールを開いてHDDが表示されるか確認できます。
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Windowsキー + Rキー を押して「diskmgmt.msc」と入力し、Enterを押す。
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認識されているが「未割り当て」と表示されている場合は、新しいボリュームを作成する。
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HDDが見えているのにアクセスできない場合は、ドライブレター(D: や E: など)を変更してみる。
4. HDDのドライバを更新
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デバイスマネージャーを開く(Windowsキー + X → デバイスマネージャー)。
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「ディスクドライブ」の一覧から該当のHDDを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択。
5. 別のPCで試してみる
HDDが完全に認識されない場合、他のパソコンに接続してみましょう。外付けHDDの場合は、別のUSBポートやアダプタを使うのも有効です。
6. データ復旧を試みる
HDDが故障している場合、データ復旧ソフトを使うか、専門のデータ復旧業者に相談するのも選択肢です。市販の復旧ソフト(EaseUS Data Recovery、Recuvaなど)を試してみると、データが取り出せることがあります。
HDDが認識されないときにやってはいけないこと
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物理的に衝撃を与えない:HDDは繊細な部品で構成されており、振動や衝撃で状態が悪化する可能性があります。
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分解しない:自分でHDDを分解すると、データ復旧が困難になるだけでなく、保証も受けられなくなります。
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初期化を急がない:HDDが認識されないからといって、すぐにフォーマットしてしまうと、データが完全に消えてしまう可能性があります。
HDDが認識されないと焦ってしまいますが、まずは冷静に原因を特定し、適切な対処法を試してみましょう。
特に、ケーブルの確認・BIOSの設定・ドライバの更新は簡単に試せるので、まず実行することをおすすめします。
それでも改善しない場合は、データ復旧ソフトを利用するか、専門業者に相談することを検討しましょう。
HDDの故障は突然発生することがあるため、日頃から大切なデータのバックアップを取る習慣をつけることも重要です。