本日は、起動しないMacBookの修理は必要?自分で試せる復旧方法まとめについて紹介します。
MacBookが突然起動しなくなると、仕事やプライベートに大きな影響を与えます。しかし、すぐに修理に出す前に、いくつかの対処法を試すことで復旧できる可能性があります。本記事では、MacBookが起動しない場合に試すべき復旧方法をまとめました。
1. まずは電源の基本チェック
起動しない場合、まずは以下のポイントを確認しましょう。
✅ 電源アダプターが正しく接続されているか
- MacBookのバッテリーが完全に放電している可能性があります。
- 純正の充電器を使用し、しばらく充電してから電源を入れてみてください。
✅ 充電ポートやケーブルに異常がないか
- 充電ポートにゴミやホコリが詰まっていないかチェック。
- 別の充電器やコンセントを試してみる。
2. 強制再起動を試す
システムの一時的な不具合で起動しない場合、強制的に再起動すると解決することがあります。
✅ 電源ボタンを10秒以上長押しして、一度電源を完全に落とす。
✅ 数秒待ってから、もう一度電源ボタンを押して起動する。
これで起動すれば、一時的なフリーズだった可能性が高いです。
3. SMC(システム管理コントローラ)をリセット
SMCは電源管理を担当するチップで、これが誤作動するとMacBookが起動しないことがあります。
SMCリセットの方法(Intel MacBookの場合)
- MacBookの電源を切る。
- 「Shift + Control + Option」キーを押しながら、電源ボタンを10秒間長押し。
- すべてのキーを離し、再度電源を入れる。
✅ Appleシリコン(M1/M2/M3)MacBookの場合は、電源を30秒間オフにするだけでOKです。
4. NVRAM / PRAMをリセットする(Intel MacBookのみ)
NVRAM / PRAMは、起動時の設定情報を保存するメモリです。これが原因で起動しない場合、リセットが有効です。
NVRAM / PRAMリセット方法
- MacBookの電源を切る。
- 「Command + Option + P + R」キーを押しながら電源を入れる。
- Appleロゴが2回表示されたらキーを離す。
5. セーフモードで起動を試す
macOSのソフトウェアが原因で起動しない場合、セーフモードで起動できるか試しましょう。
セーフモード起動方法
✅ Intel MacBook: 「Shift」キーを押しながら電源を入れる。
✅ AppleシリコンMacBook: 電源ボタンを長押し→「起動オプション」→「セーフモード」を選択。
セーフモードで起動したら、不要なアプリの削除やディスクの修復を行うと改善することがあります。
6. macOSの復旧モードを使う
macOSが破損している可能性がある場合は、復旧モードで修復や再インストールを試します。
復旧モードに入る方法
- MacBookの電源を切る。
- 「Command + R」キーを押しながら電源を入れる。
- 「macOSユーティリティ」が表示されたら、以下を試す。
- ディスクユーティリティ →「First Aid」を実行して修復。
- macOSを再インストール(データを保持したまま修復可能)。
7. 周辺機器をすべて外す
外部デバイス(USB、外付けHDD、周辺機器)が原因で起動しないこともあります。
✅ すべての周辺機器を取り外し、再起動を試す。
✅ 外部ディスプレイを接続し、映るか確認する。
8. 修理が必要なケースとは?
上記の方法を試しても改善しない場合、ハードウェアの故障が考えられます。
💡 こんな場合は修理を検討!
✅ 充電ランプがつかない・バッテリーの異常
✅ ロジックボード(基板)の故障
✅ SSDの不具合による起動失敗
Apple正規修理や専門店で診断を受けるのが最善策です。
まとめ:まずは自分で試して、それでもダメなら修理へ!
MacBookが起動しない場合、焦らずに以下の手順で対処してみましょう。
✔ 電源や充電ケーブルを確認
✔ 強制再起動を試す
✔ SMCやNVRAMをリセット
✔ セーフモードや復旧モードを活用
それでも復旧しない場合は、修理を検討しましょう。MacBookのトラブルは、早めの対応が重要です!