HDDやSSDのデータは大丈夫?修理時のデータ保護と復旧の可能性

パソコンシェルジュ茨城出張店です。

本日は、HDDやSSDのデータは大丈夫?修理時のデータ保護と復旧の可能性について紹介します。

パソコンの修理を検討している際に、多くの人が気にするのが 「データは消えないのか?」 という点です。特にHDDやSSDに大切なデータが保存されている場合、修理後もそのまま使えるのか、万が一消えた場合に復旧できるのかが重要なポイントとなります。本記事では、修理時のデータ保護の注意点や、データ復旧の可能性について詳しく解説します。


修理時にデータが消えるリスクとは?

パソコン修理では、以下のようなケースで データが消失 するリスクがあります。

  1. ストレージの物理的故障
     HDDやSSD自体が故障している場合、データが読み取れなくなる可能性があります。特にHDDは衝撃に弱く、故障するとデータ復旧が困難になることもあります。

  2. OSの再インストール(初期化)
     修理の過程でWindowsやMacのOSを再インストールする場合、データがすべて消去されることがあります。特にメーカー修理では、初期化が前提となるケースが多いため注意が必要です。

  3. 基板修理時のリスク
     パソコンのマザーボード(基板)故障の場合、修理の過程でストレージの認識ができなくなる可能性があります。その結果、データが読み取れなくなることもあります。

  4. ストレージの交換
     SSDやHDDの交換が必要な場合、古いストレージが使えなくなるため、事前のバックアップが重要です。


データを守るためにできること

✅ 修理前に必ずバックアップを取る
修理前のデータ保護で最も確実なのは バックアップを取ること です。以下の方法を組み合わせると、より安全にデータを保存できます。

  • 外付けHDD・SSDに保存する
  • USBメモリを活用する(重要なファイルのみ)
  • クラウドストレージ(Google Drive、OneDrive、iCloudなど)を利用する

特に、クラウドを活用すると 物理的な故障リスクを回避 できるため安心です。

✅ 修理業者に「データ保持の可否」を確認する
メーカー修理では 基本的に初期化 されるため、データが消えてしまいます。しかし、専門店での修理では データを残したまま修理が可能な場合 もあるため、事前に確認しましょう。

✅ OSやソフトのライセンス情報をメモしておく
修理後にOSの再インストールが必要な場合、 WindowsやOfficeなどのライセンスキー を入力しないと使用できないことがあります。事前にメモを取っておくと、スムーズに復旧できます。


データ復旧の可能性は?

❶ 論理障害の場合(削除・フォーマット・OS破損など)
HDDやSSD自体が正常で、データが削除されたりフォーマットされた場合は、 データ復旧ソフト を使えば回復できることがあります。

  • EaseUS Data Recovery Wizard
  • Recuva(HDD向け)
  • Disk Drill(Mac向け)

ただし、修理後にOSを再インストールした場合、 データが完全に上書きされる可能性が高い ため、復旧は難しくなります。

❷ 物理障害の場合(HDDやSSDの故障)
HDDの 異音がする、認識しない などの物理的な故障では、データ復旧ソフトでは対応できません。この場合、 専門のデータ復旧業者 に依頼する必要があります。

  • 物理障害のHDDは無理に通電せず、専門業者へ相談する
  • SSDは構造上、復旧が難しいため、定期的なバックアップを習慣化する

まとめ:修理前のデータ対策が鍵!

パソコン修理では データ消失のリスクがある ため、 修理前のバックアップが最も重要 です。また、修理後にデータが消えてしまった場合でも、 データ復旧の可能性があるかどうかを判断すること も大切です。

修理前にやるべきこと

外付けHDDやクラウドにデータをバックアップ する
修理業者にデータ保持の可否を確認 する
WindowsやMacのライセンス情報をメモする
物理障害なら無理に通電せず、データ復旧業者に相談する

大切なデータを守るために、 事前の準備をしっかり行い、信頼できる修理業者を選ぶ ことが重要です。

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