本日は、グラフィックドライバーが原因?PC画面がチラつくときの確認手順について紹介します。
PCの画面が突然チラつくようになった場合、グラフィックドライバーの不具合が原因の可能性があります。グラフィックドライバーは、ディスプレイの表示を制御する重要なソフトウェアで、古くなったり破損したりすると、画面のちらつき・点滅・フリーズなどのトラブルが発生することがあります。
本記事では、グラフィックドライバーが原因で画面がチラつく場合の確認手順を紹介します。
1. PCをセーフモードで起動してチラつきを確認
最初に、WindowsのセーフモードでPCを起動し、チラつきが発生するか確認しましょう。
セーフモードとは?
セーフモードでは、不要なプログラムやドライバーが読み込まれず、最小限の環境でPCが動作します。この状態でチラつきが解消される場合、グラフィックドライバーが原因である可能性が高いです。
セーフモードでの起動方法(Windows 10/11)
- PCを再起動し、「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリック。
- 「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」。
- 再起動後、「4」または「5」を押してセーフモードで起動。
セーフモードで起動後、画面のチラつきがなくなれば、グラフィックドライバーが原因の可能性が高いので、以下の手順で修正します。
2. グラフィックドライバーを更新する
古いドライバーが原因で問題が発生している場合、最新バージョンに更新すると解決することがあります。
ドライバー更新手順
- **「デバイスマネージャー」**を開く(Windowsキー + X →「デバイスマネージャー」)。
- 「ディスプレイアダプター」を展開し、使用している**グラフィックカード(Intel / NVIDIA / AMD)**を右クリック。
- 「ドライバーの更新」→「ドライバーソフトウェアの検索」→「自動的に検索」を選択。
- PCを再起動し、チラつきが解消されているか確認。
※ 最新のドライバーが見つからない場合は、メーカーの公式サイトからダウンロードして手動で更新しましょう。
3. グラフィックドライバーを再インストールする
更新しても問題が解決しない場合は、一度ドライバーを削除し、再インストールを試してみましょう。
再インストール手順
- デバイスマネージャーを開く。
- 「ディスプレイアダプター」を右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択。
- PCを再起動すると、Windowsが自動で標準ドライバーをインストール。
- その後、メーカーの最新ドライバーをダウンロードしてインストール。
4. Windowsの設定を変更する(リフレッシュレートを調整)
リフレッシュレートの設定が適切でないと、画面のチラつきやカクつきが発生することがあります。
リフレッシュレートの確認・変更方法
- 設定(Windowsキー + I)を開く。
- 「システム」→「ディスプレイ」→「詳細ディスプレイ設定」を選択。
- 「リフレッシュレート」を確認し、適切な値(60Hzや120Hzなど)に変更。
- 変更後、チラつきが改善するか確認。
5. Windowsの更新をチェックする
Windowsの不具合が影響している可能性もあるため、Windows Updateで最新の状態にしておくことも重要です。
Windows Updateの確認方法
- 設定(Windowsキー + I)を開く。
- 「更新とセキュリティ」→「Windows Update」。
- 「更新プログラムのチェック」をクリックし、最新の更新があれば適用。
- PCを再起動し、チラつきが解消されているか確認。
まとめ:まずはグラフィックドライバーを疑おう!
PC画面のチラつきが発生したら、まずはセーフモードで確認し、グラフィックドライバーの更新・再インストールを試してみましょう。それでも解決しない場合は、リフレッシュレートの調整やWindowsの更新もチェックすると良いでしょう。
PCの画面トラブルを早めに対処し、快適な作業環境を維持しましょう!
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