本日は、ノートPCの画面がチラつく!考えられる原因とすぐできる対処法について紹介します。
ノートPCを使用していると、突然画面がチラついたり、点滅したりすることがあります。この症状は、軽度なものから作業に支障をきたすほどの重度なものまでさまざまです。画面のチラつきは目の疲れを引き起こし、快適な作業環境を妨げる原因となります。本記事では、ノートPCの画面がチラつく原因と、すぐに試せる対処法について詳しく解説します。
ノートPCの画面がチラつく主な原因
ノートPCの画面がチラつく原因は、ソフトウェア的な要因とハードウェア的な要因の2つに分けられます。
1. リフレッシュレートの設定が適切でない
ノートPCのディスプレイは、通常60Hz以上のリフレッシュレートで動作しています。設定が適切でない場合、画面のチラつきが発生することがあります。
2. グラフィックドライバーの不具合
ディスプレイの描画を担当するグラフィックドライバーが古かったり、Windowsのアップデート後に不具合が発生したりすると、画面が正常に表示されずチラつくことがあります。
3. 特定のアプリが影響している
ウイルス対策ソフトや特定のアプリケーションが、ディスプレイの描画処理に干渉し、チラつきの原因となることがあります。
4. ハードウェアの故障(液晶パネル・ケーブルの劣化)
ノートPCのディスプレイは本体と内部のケーブルで接続されています。長年の使用による接触不良やケーブルの劣化が原因で、画面がチラつくことがあります。また、液晶パネルの寿命によるトラブルも考えられます。
すぐに試せる対処法
① リフレッシュレートを変更する
画面のリフレッシュレートを変更すると、チラつきが改善することがあります。
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Windowsの場合
- 「設定」→「システム」→「ディスプレイ」を開く
- 「ディスプレイの詳細設定」をクリック
- 「リフレッシュレート」の項目を60Hz以上に変更
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Macの場合
- 「システム設定」→「ディスプレイ」→「リフレッシュレート」を変更
② グラフィックドライバーを更新する
最新のグラフィックドライバーを適用すると、チラつきが解消する場合があります。
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Windowsの場合
- 「デバイスマネージャー」を開く
- 「ディスプレイアダプター」を選択し、ドライバーを右クリック
- 「ドライバーの更新」をクリックして最新のものにする
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Macの場合
- 「ソフトウェアアップデート」から最新のアップデートを適用
③ セーフモードで確認する
ソフトウェアが原因かどうかを調べるために、セーフモードでPCを起動してみましょう。セーフモードでは最小限のドライバーと設定で起動するため、ソフトウェアの影響を特定しやすくなります。
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Windowsの場合
- 「Shift」キーを押しながら再起動し、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「セーフモード」で起動
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Macの場合
- Macの電源を入れた後、「Shift」キーを押し続けるとセーフモードで起動
セーフモードでチラつきが改善される場合は、最近インストールしたアプリやウイルス対策ソフトが原因の可能性が高いです。
④ 液晶ケーブルやパネルの状態を確認する
- ノートPCの画面を開閉したときにチラつく場合 → 内部のケーブルの接触不良の可能性あり
- 外部モニターに接続してチラつかない場合 → 内蔵液晶パネルの故障の可能性あり
これらの症状が見られる場合、専門業者での修理が必要です。
まとめ
ノートPCの画面がチラつく場合、まずはリフレッシュレートの設定、ドライバーの更新、セーフモードでの確認を試してみましょう。それでも改善しない場合は、ハードウェアの故障が考えられます。特に、ノートPCを長年使用している場合は、液晶パネルやケーブルの劣化が原因のこともあるため、早めの修理を検討しましょう。
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