本日は、ファームウェアやドライバが原因？Surfaceの更新や復元の手順について紹介します。
Surfaceが正常に起動しない、または動作が不安定な場合、ファームウェアやドライバの不具合が原因である可能性があります。特に、ドライバの破損や古いバージョンのファームウェアがシステムに影響を与えているケースが少なくありません。本記事では、Surfaceの更新や復元手順について詳しく解説します。
1. 最新のアップデートを確認
ファームウェアやドライバの更新は、動作改善のための重要なステップです。以下の手順で確認できます。
- Windows Updateを確認
- 「設定」→「Windows Update」に移動します。
- 「更新プログラムのチェック」をクリックして、最新のドライバやファームウェアがインストールされているか確認します。
- 更新プログラムが見つかった場合は、すべてインストールして再起動を行います。
- Surface専用の更新プログラムを確認
- Microsoftの公式サイトで「Surfaceファームウェア・ドライバ」を検索し、自分のモデルに対応した最新バージョンをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを実行し、インストールを進めます。
2. ドライバの問題を修正
特定のデバイスドライバが原因の場合は、デバイスマネージャーでの対応が有効です。
- デバイスマネージャーを開く
- 「スタート」ボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
- 問題があるデバイスには黄色い三角形の警告アイコンが表示されることがあります。
- ドライバを更新する
- 問題のあるデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 「自動的に更新されたドライバソフトウェアを検索」を選び、最新バージョンがインストールされているか確認します。
- ドライバの再インストール
- デバイスを右クリックして「デバイスをアンインストール」を選択します。
- 再起動後、自動的にドライバが再インストールされることを確認してください。
3. 復元ポイントを使用したシステムの復元
更新後に不具合が発生した場合、以前の安定した状態に戻すことができます。
- 復元ポイントを確認
- 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの保護」と進み、「システムの復元」を選択します。
- 復元ポイントを選択
- 推奨される復元ポイントを選ぶか、手動で日付を指定して選択します。
- 復元を開始し、システムが再起動されるまで待ちます。
4. ファームウェアのリセット
ファームウェア自体が破損している場合、SurfaceのUEFI（Unified Extensible Firmware Interface）を使用してリセットする方法もあります。
- UEFI画面にアクセス
- Surfaceの電源を切り、「音量アップボタン」を押しながら電源ボタンを押します。
- UEFI画面が表示されたら、設定を確認します。
- 初期設定に戻す
- 必要に応じて、設定をリセットして保存します。
- 再起動後、動作が改善するか確認します。
5. 再インストールやリカバリの実行
ドライバやファームウェアの更新でも解決しない場合、システム全体の再インストールやリカバリを検討します。
- データのバックアップ
- リカバリを行う前に、重要なデータを外部ストレージやクラウドにバックアップしてください。
- リカバリモードを起動
- 「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」から、「このPCを初期状態に戻す」を選択します。
まとめ
ファームウェアやドライバの不具合は、Surfaceの動作に大きな影響を与える可能性があります。今回紹介した手順を活用することで、問題を特定し、適切な対応を行えます。特に、最新の状態を保つことがトラブル予防につながるため、定期的な更新を忘れないようにしましょう。
