本日は、ソフトウェアの不具合かも!パソコンが起動しない時のリカバリ手順について紹介します。
パソコンが起動しない場合、ハードウェアの問題だけでなく、ソフトウェアの不具合が原因であることもよくあります。この記事では、ソフトウェアに起因するトラブルの確認方法とリカバリ手順を解説します。トラブルの内容によっては、自分で解決できることも多いため、参考にしてください。
1. セーフモードで起動する
ソフトウェアの問題で起動できない場合、セーフモードを試すのが第一歩です。セーフモードでは、最低限のドライバと設定だけでパソコンを起動できるため、問題を特定しやすくなります。
- Windowsの場合
電源を入れ、「F8」キーを連打してセーフモードメニューを表示します。新しいWindowsでは「Shift」キーを押しながら再起動して「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」からセーフモードを選択します。 - Macの場合
電源を入れた直後に「Shift」キーを押し続けてセーフモードで起動します。
セーフモードで正常に起動できた場合、最近インストールしたソフトウェアやドライバを削除してみてください。
2. システムの復元を試す
WindowsやMacには、システムを過去の正常な状態に戻す「システムの復元」機能があります。
- Windowsの場合
セーフモードや回復メニューから「システムの復元」を選択し、最近の復元ポイントを使って状態を戻します。 - Macの場合
macOSのリカバリモードで「Time Machineバックアップから復元」を選択します。
これにより、ソフトウェアの問題が解消されることがあります。
3. ブートローダーの修復
起動プロセス中にエラーが発生する場合、ブートローダー(起動管理プログラム)の不具合が考えられます。
- Windowsの場合
回復ドライブやインストールメディアを使用して起動し、「修復」オプションを選択します。その後、コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを順に実行します: - Macの場合
起動時に「Command」+「R」を押してリカバリモードに入り、「ディスクユーティリティ」を使って起動ディスクを修復します。
4. 不要なプログラムやウイルスを除去する
セーフモードで起動できた場合、パソコン内に不要なプログラムやウイルスが潜んでいる可能性があります。信頼できるウイルス対策ソフトを使用して、システムをスキャンし、問題のあるファイルを削除してください。
5. OSの再インストール
上記の方法で解決できない場合、最終手段としてOSの再インストールを検討しましょう。再インストールは、ソフトウェアの不具合を根本から解決します。
- 必要なデータをバックアップする(可能であれば)。
- 回復ドライブやインストールメディアを使ってOSを再インストールします。
注意:再インストールするとすべてのデータが削除されるため、バックアップが重要です。
6. 専門業者に相談する
自分で対応するのが難しい場合や、大切なデータが残っている場合は、専門の修理業者に相談してください。ソフトウェアの問題を迅速に解決してくれるだけでなく、データ復旧も依頼できることが多いです。
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ソフトウェアの不具合が原因でパソコンが起動しない場合、セーフモードやシステムの復元、ブートローダーの修復が有効です。それでも解決しない場合は、OSの再インストールや専門業者の力を借りることを検討しましょう。適切な対処で、大切なデータを守りつつトラブルを解消しましょう。
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