本日は、MacBookの画面が真っ暗に、よくあるトラブルと解決法について紹介します。
MacBookを使用中に突然画面が真っ暗になると、不安になりますよね。この「ブラックスクリーン」の問題は、ハードウェアやソフトウェアのエラーが原因で発生することが多く、様々な対処法があります。ここでは、MacBookの画面が真っ暗になる際のよくある原因と、簡単に試せる解決策について解説します。
1. バッテリーの問題
バッテリー残量が不足していると、MacBookの画面が真っ暗になることがあります。この場合は、電源アダプターを接続し、数分待ってから電源を入れてみましょう。長時間使用していないときも、バッテリーが完全に放電している可能性があるため、数分待って充電を開始してから電源を入れると改善することがあります。
2. システムクラッシュ
macOSがクラッシュすると、画面が真っ暗になる場合があります。この場合、強制再起動を試みることで改善が期待できます。以下の手順で再起動を試してみてください:
- 電源ボタンを約10秒間押し続ける。
- MacBookが完全にシャットダウンしたことを確認してから、再度電源ボタンを押して起動します。
再起動しても画面が暗いままの場合、次に紹介する解決法も試してみましょう。
3. SMC(システム管理コントローラ)のリセット
電源関連の問題で画面が真っ暗になる場合は、SMCのリセットが効果的です。SMCは、バッテリーやディスプレイの電源管理を行う重要なコントローラで、以下の手順でリセットできます。
- 電源を切る
- Shift + Control + Optionキーと電源ボタンを同時に10秒間押し続けます。
- 指を離し、電源ボタンを再度押してMacBookを起動します。
SMCのリセット後、通常の状態に戻ることが多いので、試してみてください。
4. NVRAM(またはPRAM)のリセット
NVRAMには、音量やディスプレイ設定などの情報が保存されており、問題が発生した場合にはリセットが有効です。NVRAMのリセット方法は以下の通りです。
- 電源を切る
- Option + Command + P + Rキーを押しながら電源ボタンを押し、20秒間押し続けます。
- 起動音が聞こえたら、指を離します。
NVRAMリセットでディスプレイの設定がリセットされ、画面が正常に戻ることが期待されます。
5. 外部ディスプレイで確認
内蔵ディスプレイが原因でブラックスクリーンになることもあります。外部ディスプレイを接続して映像が映る場合、内蔵ディスプレイの不具合が考えられます。もし外部ディスプレイで正常に表示されるならば、MacBookのディスプレイのケーブルやハードウェアに問題がある可能性が高いです。この場合は、専門の修理業者に相談すると良いでしょう。
6. セーフモードで起動
macOSのシステムファイルに問題がある場合、セーフモードでの起動が有効です。セーフモードでは最低限のシステムファイルだけが読み込まれるため、正常に起動できれば、ソフトウェアの問題である可能性が高いです。
- MacBookをシャットダウンします。
- Shiftキーを押しながら電源を入れ、Appleロゴが表示されるまでShiftキーを押し続けます。
セーフモードで無事起動できたら、不具合を引き起こしているアプリや設定を見直しましょう。
7. システムアップデートの確認
macOSのバージョンが古いと、互換性の問題やバグで画面が真っ暗になることがあります。セーフモードなどで起動した場合は、Appleメニューから「システム設定」→「ソフトウェア・アップデート」を開き、利用可能なアップデートがある場合はインストールしましょう。
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MacBookの画面が突然真っ暗になると焦ってしまいますが、これらの対処法を試すことで多くのケースが解決します。もしこれらの方法で改善しない場合は、ハードウェアの問題が考えられるため、信頼できる修理業者やAppleサポートに相談するのがベストです。
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