本日は、フリーズ時に試すべき3つの方法と電源が切れない場合の対策法について紹介します。
パソコンがフリーズすると作業が進まなくなり、不便に感じることが多いものです。フリーズした際に試すべき基本的な方法と、電源が切れない場合の対策について解説します。トラブル時に慌てず、以下の手順に沿って解決を試みましょう。
フリーズ時に試すべき3つの方法
- タスクマネージャーを開く
フリーズしたとき、まず試してほしいのが*「Ctrl + Alt + Delete」*のキー操作です。このキーを同時に押すことで、タスクマネージャーを開ける場合があります。タスクマネージャーが開ければ、応答していないプログラムや高負荷のかかっているアプリを確認し、該当するアプリを選択して「タスクの終了」をクリックします。この操作でパソコンの動作が回復することが多くあります。 - ショートカットキーでログオフを試す
タスクマネージャーが開かない場合、*「Windowsキー + L」を使ってパソコンを一度ロックし、再度サインインしてみてください。これでシステムがリフレッシュされ、フリーズが解消することがあります。あるいは、「Alt + F4」*のショートカットキーを使って開いているウィンドウを閉じていく方法も試せます。 - 周辺機器を取り外す
USBメモリ、外付けHDD、プリンター、スキャナーなどの周辺機器がパソコンと干渉してフリーズを引き起こしている場合もあります。一旦、すべての周辺機器を取り外し、数分待ってから再起動してみてください。この操作で動作が改善されることが多いです。
電源が切れない場合の対策法
上記の方法でフリーズが解消できない場合、最終的にパソコンを再起動するために電源ボタンを長押しして強制シャットダウンを試みます。しかし、これでも電源が切れない場合には、以下の対策を試してください。
- 放電作業を行う
ノートパソコンの場合はバッテリーと電源ケーブルを外し、電源ボタンを15秒以上押し続けて放電を行います。デスクトップPCの場合も、電源ケーブルを抜き、数分待ってから再度接続し電源を入れることで、システムがリセットされます。この方法は、静電気や電気の滞留が原因で電源が切れない場合に有効です。 - 電源ユニットのリセット
デスクトップの場合、電源ユニットの背面にあるスイッチを一度オフにし、5〜10秒ほど待ってから再度オンにして電源ボタンを押してみます。この操作で電力供給がリセットされ、応答が戻ることがあります。 - 冷却時間を確保する
過熱が原因でシステムが応答しなくなっている可能性がある場合、しばらくパソコンを休ませると改善することがあります。特に、夏場や高負荷で使用した後は、冷却ファンや通気性を確保し、温度が下がるまで待ってから再起動を試みましょう。
予防策
フリーズを減らすためには、OSやドライバの定期的なアップデート、不要なファイルやアプリの削除、冷却システムのメンテナンスなどが効果的です。日常的なメンテナンスを行い、スムーズな作業環境を維持することで、パソコンのフリーズを予防できます。