本日は、パソコンが固まったときの選択肢:強制シャットダウン以外の対処法について紹介します。
Macが固まった際に強制シャットダウンを選ぶのは簡単ですが、その前に試すべき方法がいくつかあります。ここでは、Macがフリーズした際に取るべき強制シャットダウン以外の対処法を詳しく解説します。
1. アクティビティモニタを使用する
Macには「アクティビティモニタ」というユーティリティがあり、これを使ってフリーズしたアプリを終了することができます。
手順:
- Finder から アプリケーション を選び、次に ユーティリティ フォルダを開く。
- アクティビティモニタ をダブルクリックして起動。
- アプリケーションのリストから反応しないアプリを選択し、左上の「×」ボタンをクリック。
- 「強制終了」を選択してアプリを閉じる。
これにより、フリーズしたアプリだけを閉じることができ、Mac全体を再起動する必要がなくなります。
2. Dockからアプリを終了する
特定のアプリが固まった場合、Dockから直接そのアプリを終了させることも可能です。
手順:
- Dockでフリーズしているアプリのアイコンを見つける。
- アプリのアイコンを右クリック(またはControlキーを押しながらクリック)。
- 表示されるメニューから「強制終了」を選択。
この方法もアクティビティモニタと同様に、特定のアプリだけを閉じることができる便利な方法です。
3. Command + Option + Escキーを使用する
キーボードショートカットを使用することで、フリーズしたアプリを迅速に終了できます。この方法は特に便利です。
手順:
- Command + Option + Esc キーを同時に押す。
- 「アプリケーションの強制終了」ウィンドウが表示される。
- フリーズしたアプリを選び、「強制終了」をクリック。
これにより、固まったアプリをすぐに終了させることができます。
4. 画面の反応がない場合の再起動
アプリが固まっていても、Mac自体は反応している場合があります。この場合、再起動を試みることができます。
手順:
- Control + Command + 電源ボタン を同時に押す。
- 画面が暗くなり、再起動が開始されます。
この方法は、アプリやシステムが応答しない場合にも使えます。ただし、未保存のデータは失われる可能性があるため、注意が必要です。
5. 外部デバイスの切断
外部デバイス(USBデバイスや外部ハードドライブ)が原因でMacがフリーズすることがあります。この場合、外部デバイスを一時的に切断することで解決できることがあります。接続しているすべてのデバイスを外し、Macを再起動してみましょう。
6. システム管理コントローラ(SMC)のリセット
ハードウェア関連の問題で固まることもあります。この場合、SMCのリセットが役立つことがあります。以下の手順で実行できます。
手順(Intelチップ搭載モデルの場合):
- Macをシャットダウン。
- 電源ボタンを押してすぐに、Shift + Control + Option キーを同時に押しながら電源ボタンを10秒間押し続ける。
- すべてのキーを離し、再度電源ボタンを押してMacを起動します。
これにより、ハードウェアの設定がリセットされ、フリーズが解消されることがあります。
7. macOSの再インストール
最終手段として、macOSを再インストールする方法もあります。これは、ソフトウェアの問題が原因でフリーズが頻発する場合に効果的です。
手順:
- Macを再起動し、Command + R キーを押し続けてリカバリーモードに入ります。
- macOSの再インストール を選択し、画面の指示に従って進めます。
この方法では、データが失われることはありませんが、アプリや設定はリセットされるため、事前にバックアップを取ることが重要です。
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Macが固まったときには、強制シャットダウンだけでなく、アクティビティモニタの利用やキーボードショートカットを使うなど、さまざまな対処法があります。また、ハードウェアやソフトウェアの問題を特定し、適切な手順で解決することで、作業の中断を最小限に抑えることができます。これらの方法を覚えておくことで、フリーズ時の対応がスムーズになるでしょう。
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