パソコンシェルジュ溝の口店です。
ノートパソコンにはキーボードが搭載されています。
意外とこのキーボードが原因となる故障が多くあり、問い合わせをいただいております。
さて、今回はこのキーボードについてお話しします。
キーボードの故障で一番多いのは「キーが効かなくなってしまった」という問い合わせです。
そして、その不具合の原因の大半は「液体の混入によるもの」です。
キーボードの表面にこぼれた液体をふき取っても、中の電気配線が引かれているシートまで液体が侵入していると腐食してしまい、通電できなくなりキーが効かなくなってしまいます。
Lenovo製のパソコンはキーボードに電源ボタンも搭載されている物もあるため、
キーボードの故障により電源が入らなくなることもあります。
またパソコンの動きがおかしい(動作不良の)原因が、キーボードということもあります。
これはキーボードが押されたままになっていたことにより、不具合が発生するケースです。
それ以外にはキートップが外れてしまったなどの物理的破損においても、修理依頼をいただいています。
「キートップの印字が消えてしまった」「キートップが外れてしまった」という理由で、
キートップの修理だけをしてもらえないかというお問い合わせもいただきますが、
基本的にキーボードの一部だけを直すことは難しくキーボード一式の交換対応となります。
キーボードに限らずパソコンは液損に弱く、一度液体が混入してしまうと拭いても完全に除去することは困難です。
液損させてしまった場合、最初のうちは使えるかもしれませんが腐食が進行し使えなくなります。
パソコンを故障させないためには、やはりPCの近くに液体は置かないのがベストです。
万が一キーボードを故障させてしまった際はぜひ当店をご利用ください。
お待ちしております。