パソコンがフリーズしても慌てない

こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。

パソコンを使っていると固まってしまって操作ができなくなってしまうフリーズ状態になってしまうことがあります。

強制シャットダウンをしたら解決すると聞いたけど、再起動していると時間もかかります。何より強制シャットダウンは繰り返しているとパソコンの故障の原因にもなります。

マウスやキーボードの電池切れや故障

作業をしていて急に文字が打てなくなったり、マウスのアイコンが動かない。そんなフリーズしたと勘違いしやすいことに、ワイヤレスのキーボードやマウスの電池切れがあります。

ワイヤレスの入力機器は一度電池を変えると長い間電池交換無しに動いています。それだけに、忘れたころに電池が切れるので、勘違いしやすいのです。

この場合、フリーズとは関係のない原因が考えられるのでむやみに強制シャットダウンしないようにして、別の原因を探りましょう。

パソコン本体の熱暴走

パソコンは熱に弱いので、内部でファンが回り温度が上がらないようにしています。しかし、内部のファンで冷却できないほど本体が高温になると、熱暴走によりパソコンがフリーズします

直射日光が当たる場所に置いていたり、ファンの排気口をふさぐような場所に置いていたり、パソコン内部がほこりで汚れていたりすると熱暴走がおきやすい環境にあります。室温が上がり過ぎている場合はエアコンで調節し、直射日光の当たらない場所で作業をしましょう。

デスクトップパソコンの場合は定期的にカバーを外して掃除をするとよいです。ノートパソコンの場合は掃除が難しいので、長年使ったら専門業者に掃除に出すと長持ちします。

熱暴走によるフリーズはパソコン内部の部品も痛めるので、できるかぎり避けるよう対策をしましょう。

パソコンのメモリ不足でフリーズ

パソコンの購入時にメモリが4Gとか8Gとか書いてあるのを目にしているでしょうか。パソコンのメモリとは、プログラムを処理するための作業テーブルのようなものです。4Gとか8Gとはテーブルの大きさを表現しています。

作業する内容によって、机の大きさは変わります。メールやウェブを見るだけなら4Gで問題なく処理できますが、動画編集やたくさんのソフトを同時に起動して作業をするときなどは8Gでもスペースが足りなくなります。

このメモリ不足により処理に時間がかかりフリーズが起きます。「コンピューターのメモリが不足しています。」というメッセージが出る場合もあります。このような場合はメモリの増設を検討しましょう。

メモリの増設方法と、増設できる容量はパソコンによってさまざまです。取扱説明書に「メモリの増設」といった項目で多くが説明されているので参照しましょう。

使っているアプリケーションの不具合

アプリケーション自体に問題がありフリーズすることもあります。特にOSのアップデート後などに、アプリケーションのバージョンが適合しないことで処理が進まないことがあります。

特定のアプリケーションを起動したときのみ、フリーズが頻発するなら不具合が濃厚です。一度、アプリケーションを削除(アンインストール)して、インストールし直してみると解消します。

パソコンがウイルスに感染

パソコンがウイルス感染をした場合、フリーズしやすくなります。悪意のあるウイルスの中には、プログラム自体破壊されて、起動できなくなるケースもあります。

ウイルスの中にはパソコンのバックグラウンドで動き、メモリやCPUに負荷をかけるタイプのものもあります。CPUとはプログラムの処理をする人の役割をする部品です。CPUもメモリも負荷がかかり過ぎると処理が追いつかなくなり、画面が固まってフリーズします。

ウイルス対策ソフトを入れて常に監視・駆除しておくことが必要です。また、ウイルス対策ソフトの多くがメモリを一定量使うので、メモリ不足にならないよう注意が必要です。