こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。
パソコンは今や現代社会で必須といっても良いほど重要なアイテムです。職場だけではなくプライベートでも利用しようと、パソコンの購入をご検討中の方もいるのではないでしょうか。
しかしパソコンにも多数の機種が存在し、性能や価格ももちろん異なるため、パソコン選びに頭を悩ませる方も少なくありません。この価格の違いには、CPUの違いも関係しています。
そこで今回は、パソコン選びの基準の1つであり、パソコンの性能や価格にも関係するポイントの1つ、「CPU」についてご紹介します。
CPUとは
CPU(Central Processing Unit)とは、パソコン内の演算処理を行う装置のことです。人間の頭脳にあたるCPUは、ネット動画の再生やアプリケーションソフトの処理スピードなどに大きく関わります。
強力なCPUを搭載しない低価格パソコンの場合、インターネットやOfficeソフトを不便なく使えても、動画の再生が遅いと感じるかもしれません。
一方、重いプログラムをスムーズに動かせる高性能なCPUを搭載したパソコンは、性能の低いCPUを搭載したパソコンに比べ高価です。機種やタイプ(ノートかデスクトップかなど)によっては数十万円する場合もあります。
CPUの性能を決める3要素
CPUの性能は主に「シリーズ・型番」「コア数」「クロック周波数」の3つの要素で決まります。
コア数
「コア数」とは、コア(核)の名の通り演算処理を行う頭脳の数を表します。コア数が多いCPUほど大量の情報を同時に処理することができるため、処理スピードが速くなります。なおCPUコアが2つの場合を「デュアルコア」、4つの場合を「クアッドコア」と呼びます。
クロック周波数
「クロック周波数」とは、演算処理を行うテンポのことです。クロック周波数が高いCPUは高速で情報を処理することができます。コアを「仕事をする人」に例えると、クロック周波数は「作業効率の良さ」と例えることができるでしょう。
クロック周波数の単位は「MHz(メガヘルツ)」と「GHz(ギガヘルツ)」で、1,000MHzは1GHzとなります。現在はMHzの周波数は少なく、ほとんどのCPUがGHz以上となっています。
また、このクロック周波数は一定ではない場合もあります。一時的に性能を最高クロックまで高める機能(ターボブーストテクノロジー)を備えたCPUであれば、通常動作時のクロック周波数と最高クロック周波数が「◯◯GHz~◯◯GHz」のように記載されています。