こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。
パソコンを使用している最中に、パソコンの動作が重くなったり固まったりしたことはありませんか?このような症状が起きる原因の1つとして、パソコンのメモリ不足が考えられます。
パソコンのメモリが不足すると、作業効率を著しく低下させる恐れがあります。しかし、パソコンがメモリ不足の場合、どのような方法で対処すれば良いのでしょうか。
メモリ不足とはどのような状態?
パソコンの「メモリ」とは、パソコンが一度に処理することができる記憶装置のことです。パソコンが作業するためのスペースの広さだと考えると分かりやすいかもしれません。
パソコンの機種によってメモリの大きさは異なりますが、メモリが大きいほど同時に作業できる数が多くなります。
反対に、メモリが不足してしまうと処理に時間が掛かり、フリーズして固まってしまう恐れがあります。パソコンの使用中に、「コンピューターのメモリが不足しています。」というメッセージが表示されることがあります。このメッセージは、症状を改善せずパソコンを使い続けると更に動作が重くなるという警告です。この時にタスクマネージャーでメモリ使用量を見ると、100%に近い数字になっています。そのため、パソコンのメモリが不足している場合は可能な限り早期解決を目指しましょう。
メモリ不足はなぜ起きるのでしょう?
パソコンのスペックが低い
メモリ容量が低いパソコンで、グラフィックや動画を制作するアプリケーションを使用すると、大量のメモリを消費するのですぐにメモリ不足になります。
ハードディスクの空き容量が少ない
メモリ容量が多いハイスペックなパソコンでも、ハードディスクの空き容量が少ないと通常の状態よりも余分にメモリを消費することになりメモリ不足になることがあります。
アプリケーションの起動
アプリケーションを起動し過ぎると、メモリ不足になることもあります。
モリの使用状況を確認しよう
メモリ不足を解消する前に、まずは現状のメモリの使用状況を確認しましょう。
普段よく使用するソフトウェアを起動した状態で使用状況を確認すれば、メモリにどのくらいの負荷が掛かっているのかを把握することができます。
メモリの使用状況の確認方法
- 「タスクバー」の何も表示されていない箇所で右クリック→「タスクマネージャー」を選択
- 「Windowsタスクマネージャー」の「パフォーマンス」タブをクリック
画面左側のメモリの%で表示されている数字を確認する(数字が100%に近いほど空いているメモリが少ないことを意味しています)
パソコンのメモリ不足解消法
バックグラウンドで実行しているソフトウェアを終了させる
複数のソフトウェアが起動していると、メモリの使用量はその分消費されます。ソフトウェアはバックグラウンド(見えていない部分)でも動作しているため、不要なものは終了させて動作を軽くしましょう。
USBメモリを使用する
パソコンのメモリ不足は、USBメモリを利用することによってある程度解消することができます。
Windows7もしくはVistaであれば、「Ready Boost」という機能を使用することで、USBメモリをメインメモリの補助として使用することが可能です。