電源は入るが起動しない!パソコンの画面がつかないとき

こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。

ある日突然パソコンの画面がつかなくなったという経験をした人も多いのではないでしょうか。この場合、パソコンに深刻な問題が発生している状態に陥っているケースがあります。その一方で、簡単な対応で復旧することも少なくありません。この記事では、パソコンの画面がつかなくなった場合の対処法について紹介していきます。修理に持ち込む前に、これから紹介する対応策を一つずつ試してみましょう。

実は故障していない?真っ先に試しておきたい対応とは

画面がつかないからといって、パソコンそのものが故障しているとは限りません。単純に機器の接続不良であったり、モニターだけが故障していたりすることもあります。その場合、真っ先に試しておきたい対応があります。この段落では、すぐに試したい3つの対策を紹介していきます

電源ケーブルを確認する

まず確認しておきたいことは、電源ケーブルがコンセントかパソコンに正常に差し込まれているかどうかです。単純な確認作業ではありますが、そもそも、モニターの電源ケーブルがしっかりと接続されていないケースがあります。その場合は当然、画面がつきません。一度電源を落とした後に、再度電源ケーブルを差し直しましょう。同時に、電源ケーブルに汚れや破損がないかを確認します。

モニターを交換してみる

当然のことではありますが、モニターが故障している場合は、パソコンを起動しても画面は表示されません。あるいは、モニターの電源が入っていないこともあるので、確認しておきましょう。モニターが故障していると思われる場合、デスクトップパソコンであれば、一度別のモニターに付け替えて表示されるか試してみると確実です。ノートパソコンを使用している場合は、モニター接続端子やHDMIケーブルを使って外部モニターに接続してみましょう。

画面がつかないときの対応

パソコンが起動するにもかかわらず、デスクトップの画面までたどり着かない場合、症状によっては簡単に修復することができません。パーツ交換が必要となるケースもあるので、自分で修理するにはある程度の知識が必要です。

画面が真っ暗なままの場合

電源起動後、メーカーロゴも表示されず、画面が真っ暗なままの状態の場合は、原因がいくつか考えられます。一時的にパソコン本体に余計な電気がたまり、動作不良を起こしている可能性も考えられるので、まずは放電を実行してみましょう。始めに、パソコンの電源を長押しして強制的にシャットダウンします。続いて、パソコン本体から電源ケーブルを抜きます。ノートパソコンの場合はバッテリーも外しておきましょう。そのまま5~10分程度、何もせず放置します。

時間が経過したら、バッテリーや電源コードを接続し、再度起動してみましょう。これで正常に動作する場合があります。放電をしてもうまく起動しない場合や、パソコン本体からピープ音と呼ばれる警告音のような音が鳴る場合もしくは、冷却ファンだけが回っている場合は、違う原因で動作しないことが考えられます。マザーボードやCPU、メモリーのいずれかが不具合をおこしている可能性が高いです。特にピープ音がする場合は、メモリーに問題があることが考えられます。個人で対応できない場合は、修理に出したほうが確実でかつ、早いといえるでしょう。