本日は、水没によるMacの損傷と修理費用の目安について紹介します。
Macが水没すると、精密な内部パーツが損傷し、起動しなくなることが多いです。水が侵入すると、回路がショートしたり、腐食が進むことがあり、特に放置してしまうと損傷が悪化しやすくなります。以下に、水没による主な損傷箇所と修理費用の目安について説明します。
1. 損傷しやすい内部パーツ
マザーボードの損傷
Macの基板(マザーボード)は、各部品とデータを管理する中心的なパーツです。水が侵入するとショートを起こし、基板上の回路が壊れる可能性があります。この基板損傷は特に修理費用が高くなりやすい部分です。基板修理の目安費用は、機種や損傷の度合いによって異なりますが、約30,000〜80,000円程度が相場です。
バッテリーの損傷
水没によってバッテリーが劣化したり、膨張したりすることがあります。水が原因でバッテリーが使用できなくなる場合、交換が必要です。バッテリー交換の費用は、機種によりますが、一般的には10,000〜20,000円程度です。
ディスプレイの損傷
液晶部分にも水が入り込むと、画面が映らなくなる、シミが残る、点滅するといった症状が発生します。液晶画面の交換は部品代と工賃がかかり、交換費用は40,000〜70,000円程度が目安です。
キーボードやトラックパッドの故障
水がキーボードやトラックパッドに入ると、反応が悪くなったり、全く動作しなくなったりすることがあります。この場合、部品交換や修理が必要で、費用はキーボード部分のみで約10,000〜30,000円程度です。
2. 損傷箇所による総合的な修理費用の目安
水没による修理は、1箇所のみの交換で済むケースから、複数箇所にわたる大規模な修理が必要になるケースまで様々です。損傷が広範囲にわたる場合は、基板やバッテリー、ディスプレイなどの複数パーツを交換しなければならないため、総額で100,000円を超えることも少なくありません。Macが高価なデバイスであることからも、損傷が重度な場合は新品購入の選択肢も検討する必要があるかもしれません。
3. 修理にかかる期間
水没修理にかかる期間は、修理箇所や業者によって異なりますが、一般的には1週間から2週間程度が目安です。ただし、損傷が広範囲にわたる場合はさらに時間がかかることもあります。急ぎの場合は、データ復旧だけを優先するサービスもありますが、費用が追加で発生する点に注意が必要です。
4. データ復旧の可能性と費用
水没によるデータ損失が懸念される場合、データ復旧サービスを利用することも選択肢です。データ復旧には専用の設備と技術が必要なため、復旧費用は20,000〜50,000円ほどになることが多いです。ただし、損傷がひどい場合は完全なデータ回収が難しいこともありますので、あらかじめ専門業者に相談し、データ復旧の可否を確認すると良いでしょう。
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Macの水没による損傷は、基板やバッテリー、ディスプレイなどのパーツが劣化やショートを引き起こし、修理費用は数万円から10万円以上に達する場合もあります。Macを長持ちさせるためには、万が一の水没事故に備え、バックアップの徹底と早めの修理対応が重要です。また、定期的なバックアップを行い、データを安全に管理することも大切です。
当店では、水没クリーニングを承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。