急に動かなくなったPC、まだ直せる!プロが教える見極め方

パソコンシェルジュ秋葉原店です。

本日は、急に動かなくなったPC、まだ直せる!プロが教える見極め方について紹介します。

「昨日まで普通に使えていたのに、突然パソコンが動かなくなった…」
そんな経験、ありませんか?
電源が入らない、画面が真っ暗、操作を受け付けない——まるで寿命が来たかのように感じるかもしれませんが、実は“もうダメだ”と思うような状態でも修理で復旧できるケースは少なくありません

今回は、突然パソコンが動かなくなったときに、まだ直せるかどうかを見極めるためのポイントを、パソコン修理のプロ目線で解説します。

【まず確認!故障と勘違いしやすいケース】

パソコンが反応しないと焦ってしまいがちですが、故障ではない“ちょっとした原因”で動かないだけというケースもあります。まずは以下を確認してみましょう。

  • 電源ケーブルやアダプターの抜け・劣化
    電源が入らない場合、まずはケーブルの断線や接触不良を疑いましょう。ACアダプターのランプが点灯しているかどうか、コンセント側は正常かなどをチェック。

  • バッテリーの過放電
    ノートパソコンの場合、バッテリーが完全に放電していると電源が入らないことがあります。この場合、数分間充電してから再度電源ボタンを押してみてください。

  • 外部機器の誤作動
    USB機器(外付けHDD、マウスなど)にトラブルがあると、PCの起動を妨げることも。すべての周辺機器を外して再起動してみるのも有効です。

【修理で直せる!代表的なトラブルと見極め方】

一見深刻そうに見えるトラブルでも、パーツの交換やメンテナンスで直せることが多くあります。以下はその一例です。

■ 黒い画面にカーソルだけが表示される(通称:黒画面問題)

Windowsパソコンでよくある症状。システムエラーやアップデート失敗などが原因です。データは消えていない可能性が高く、OSの修復やデータ抽出によって復旧可能です。

■ 電源は入るが画面が映らない

液晶パネル、バックライト、グラフィックチップ、メモリの接触不良など、原因はさまざま。部品交換で直ることも多く、マザーボード全体が壊れているケースはごく一部です。

■ ファンがうるさい・熱くなってフリーズする

冷却ファンの故障や、内部のホコリ詰まりが原因。放置すると基板にダメージが及ぶので要注意。分解清掃やファンの交換で改善します。

■ 水や飲み物をこぼした

即電源を切り、バッテリーを外して乾燥させるのが基本対応。その後、洗浄と基板修理で復旧できることもあります。早めの対応が成功率を左右します。

【こんな症状は要注意!すぐにプロへ】

以下のような場合は、自己判断せず専門業者への相談をおすすめします。

  • 電源を入れると焦げたようなニオイがする

  • 異音(カチカチ、ジー…など)が鳴る

  • 同じ画面でフリーズし続ける

  • BIOS画面から進まない

これらは内部の電子部品に障害が起きている可能性があり、放置や誤った対処で状態を悪化させるリスクがあります。

【パソコンは“動かなくなってからが勝負”】

一見「もう壊れた」と思っても、実はパーツ1つの交換で直るケースが非常に多いのがパソコンの特徴。しかも、最近のPCは新品価格が高騰しており、買い替えるより修理の方がコストを抑えられる場合も多いです。

パソコンシェルジュでは、こうした「突然動かなくなったパソコン」の診断と修理を多数対応しています。無料の初期診断やデータ保護を重視した修理も行っているので、大切なパソコンやデータを諦める前に、ぜひご相談ください。

大切なのは、「動かない=壊れた」と決めつけないこと。
パソコンは意外と“復活”できる可能性が高い機器です。
まずはプロの目で診てもらうことから、はじめてみましょう。

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