本日は、使用中にPCが急にオフ…そのまま使うと危険な症状と修理の目安について紹介します。
パソコンを使用している最中に突然電源が落ちると、作業の中断だけでなく、データの損失やパーツの損傷といったリスクも伴います。このような症状を放置すると、最悪の場合、PCが起動しなくなることもあります。では、どのような症状が危険で、どのタイミングで修理すべきなのでしょうか?本記事では、PCが突然オフになる原因と、修理の目安を解説します。
そのまま使うと危険なPCの症状
1. 電源が落ちた後、すぐに再起動する
突然電源が落ちるものの、自動的に再起動する場合は、**オーバーヒート(熱暴走)**の可能性があります。PC内部の温度が上がりすぎると、システムが強制的にシャットダウンし、冷却後に再起動することがあります。
🔍 危険度:★★★☆☆(中)
✅ 対策:PCの通気口を掃除し、冷却ファンが正常に動作しているか確認。
2. 使用中に頻繁に電源が落ちる(特定の動作で発生)
例えば、高負荷の作業(ゲーム・動画編集・Zoom会議など)を行うと落ちる場合、CPUや電源ユニットに問題がある可能性があります。また、バッテリーの劣化(ノートPC)やメモリの異常も考えられます。
🔍 危険度:★★★★☆(高)
✅ 対策:
- ノートPCの場合 → バッテリーの状態を確認し、劣化しているなら交換。
- デスクトップPCの場合 → 電源ユニットの交換を検討。
3. 電源が落ちた後、すぐには起動しない
PCの電源が突然落ち、その後しばらく起動できない場合、電源ユニットの劣化や基板(マザーボード)の故障が疑われます。特に、PCを長年使用している場合、電源供給が不安定になりやすいため注意が必要です。
🔍 危険度:★★★★★(非常に高い)
✅ 対策:電源ユニットやマザーボードの交換が必要な場合があるので、修理業者に相談。
4. 電源を入れてもすぐに落ちる(または全くつかない)
電源ボタンを押しても反応しなかったり、一瞬ついてすぐに落ちる場合は、電源ユニット、バッテリー、マザーボードの故障が考えられます。こうなると、自己修理は難しく、専門の修理が必要になります。
🔍 危険度:★★★★★(非常に高い)
✅ 対策:早急に修理業者へ相談し、電源ユニットや基板の点検を依頼。
🚨 買い替えを検討すべきケース
- 5年以上使用しているPCは、修理より買い替えのほうがコスパが良い場合が多い。
- 修理費が3万円以上かかる場合は、新しいPCの購入も視野に入れる。
まとめ:電源トラブルは放置せず早めの対策を!
PCが突然オフになるトラブルは、バッテリー劣化、オーバーヒート、電源ユニットの故障、マザーボードの異常などが主な原因です。放置するとPCの寿命を縮めるだけでなく、大切なデータが失われるリスクもあります。
こんな症状が出たらすぐに修理を検討!
✅ 電源が頻繁に落ちる
✅ 高負荷作業で突然シャットダウン
✅ 電源が入らない・すぐ落ちる
✅ 電源が落ちた後、しばらく起動しない
修理と買い替えの判断は、使用年数と修理費用を基準に決めるのがポイント。大切なPCを長く使うためにも、早めのメンテナンスや修理を心がけましょう!