こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。
メールは、今や主要な連絡手段の1つです。会社や自宅のパソコン、スマートフォンを利用して毎日メールの送受信を行っている方は少なくないでしょう。
そのようなメールの通信に欠かせないものがサーバーです。また、WEBサイトを作る際にもサーバーが用いられます。
よく耳にするサーバーという言葉ですが、意味をしっかりと理解できている方は意外と少ないかもしれません。
サーバーとは
サーバーとは、コンピューターネットワーク上でデータを蓄積してまとめて保管したり、特定の機能やサービスを提供したりするコンピューターやソフトウェアの総称です。
会社でパソコンを利用している方は「ファイルサーバー」という言葉がなじみ深いかもしれません。ファイルサーバーとは、会社内のパソコンなどからアクセスできる、ファイルを格納するための場所のことです。
個々のパソコンにファイルを保存した場合は、他のパソコンからファイルにアクセスすることができません。しかし共有のファイルサーバーにファイルを置くことによって、同じファイルを複数のパソコンから確認することができるようになるのです。
メールサーバー
Eメールを使用している方なら誰もが利用しているメールサーバーについても触れておきましょう。
メールを送る際は、SMTPサーバーというサーバーを使用します。反対に、受信する際はPOP3サーバーやIMAP4サーバーというサーバーを使用します。メールサーバーという言葉は、そのようないくつかのサーバーの総称です。
サーバーに受信メールのデータを残しておくことにより、パソコンやスマートフォンなど、複数の端末から同じメールを確認できます。
ただし、大量のメッセージデータがサーバーに残ったままだと、負荷が大きくなったり容量が不足したりするため注意してください。サーバーにはそれぞれ一定の容量があり、メールサーバーの場合は、1つのアドレスに対して与えられる容量が決まっています。
WEBサーバー
パソコンやスマートフォンでインターネットの情報を見る際に使用されるサーバーがWEBサーバーです。広い意味では、HTTPによる通信を行うプログラム・コンピューター全般を指すこともあります。
WEBサーバーは、ネットワークを通じて蓄積したHTMLファイルや画像などの情報をブラウザに送信する役割を持っています。