パソコンシェルジュ秋葉原です。本日は、マックブックの初期化方法について紹介します。
マックブックを初期化することは、システムをリフレッシュし、動作を軽快にするために有効です。また、中古で販売する前や譲渡する前にも初期化が必要です。
初期化前の準備
- データのバックアップ
初期化を行うとデータが全て消去されるため、必要なデータは事前にバックアップを取ります。
- Time Machineを使う方法:
- 外付けハードドライブを接続します。
- 「システム環境設定」→「Time Machine」→「バックアップディスクを選択」で外付けドライブを選択します。
- 「今すぐバックアップ」をクリックしてバックアップを開始します。
- クラウドストレージを使う方法:
- iCloud、Google Drive、Dropboxなどのクラウドサービスに重要なファイルをアップロードします。
- Time Machineを使う方法:
- Apple IDのサインアウト
個人情報を保護するために、Apple IDからサインアウトします。
- 「システム環境設定」→「Apple ID」を開きます。
- 左側のサイドバーで「概要」を選択し、「サインアウト」をクリックします。
- iCloudデータを残すかどうかの確認が出た場合は、指示に従って処理します。
初期化手順
- リカバリーモードに入る
- マックブックの電源を切ります。
- 電源ボタンを押してマックブックを起動し、すぐに「Command(⌘)」+「R」キーを押し続けます。
- Appleロゴが表示されたらキーを離します。リカバリーモードに入ります。
- ディスクユーティリティを使ってドライブを消去する
- リカバリーモードのメインメニューで「ディスクユーティリティ」を選択し、「続ける」をクリックします。
- 左側のサイドバーから「Macintosh HD」を選択します。
- 「消去」ボタンをクリックし、消去の設定を確認します(フォーマットは「APFS」か「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択)。
- 「消去」ボタンをクリックしてプロセスを開始します。終了したら「ディスクユーティリティ」を閉じます。
- macOSの再インストール
- リカバリーモードのメインメニューで「macOSを再インストール」を選択し、「続ける」をクリックします。
- 画面の指示に従って、macOSのインストールを進めます。インターネットに接続している必要があります。
- インストールが完了すると、マックブックが再起動し、初期設定画面が表示されます。
初期設定とデータの復元
- 初期設定
再起動後、初期設定画面が表示されます。
- 言語、地域、Wi-Fiネットワークを設定します。
- 「データを移行」オプションが表示された場合は、Time Machineバックアップ、別のマック、またはWindows PCからデータを移行できます。
- Apple IDのサインイン
初期設定の途中でApple IDのサインインを求められます。サインインすると、iCloudデータや設定が復元されます。
- バックアップからデータを復元
- Time Machineバックアップを使用する場合:
- 「移行アシスタント」を使用してTime Machineバックアップからデータを復元します。
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「移行アシスタント」を開きます。
- 画面の指示に従い、Time Machineバックアップを選択してデータを復元します。
- クラウドストレージから復元する場合:
- 各クラウドサービスにサインインし、必要なデータをダウンロードします。
- Time Machineバックアップを使用する場合:
パソコンシェルジュではパソコンの初期化・修理を承っております。
お気軽にお問い合わせください。