マックブックの初期化方法

パソコンシェルジュ秋葉原です。本日は、マックブックの初期化方法について紹介します。

マックブックを初期化することは、システムをリフレッシュし、動作を軽快にするために有効です。また、中古で販売する前や譲渡する前にも初期化が必要です。

初期化前の準備

  1. データのバックアップ

    初期化を行うとデータが全て消去されるため、必要なデータは事前にバックアップを取ります。

    • Time Machineを使う方法:
      1. 外付けハードドライブを接続します。
      2. 「システム環境設定」→「Time Machine」→「バックアップディスクを選択」で外付けドライブを選択します。
      3. 「今すぐバックアップ」をクリックしてバックアップを開始します。
    • クラウドストレージを使う方法:
      • iCloud、Google Drive、Dropboxなどのクラウドサービスに重要なファイルをアップロードします。
  2. Apple IDのサインアウト

    個人情報を保護するために、Apple IDからサインアウトします。

    1. 「システム環境設定」→「Apple ID」を開きます。
    2. 左側のサイドバーで「概要」を選択し、「サインアウト」をクリックします。
    3. iCloudデータを残すかどうかの確認が出た場合は、指示に従って処理します。

初期化手順

  1. リカバリーモードに入る
    1. マックブックの電源を切ります。
    2. 電源ボタンを押してマックブックを起動し、すぐに「Command(⌘)」+「R」キーを押し続けます。
    3. Appleロゴが表示されたらキーを離します。リカバリーモードに入ります。
  2. ディスクユーティリティを使ってドライブを消去する
    1. リカバリーモードのメインメニューで「ディスクユーティリティ」を選択し、「続ける」をクリックします。
    2. 左側のサイドバーから「Macintosh HD」を選択します。
    3. 「消去」ボタンをクリックし、消去の設定を確認します(フォーマットは「APFS」か「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択)。
    4. 「消去」ボタンをクリックしてプロセスを開始します。終了したら「ディスクユーティリティ」を閉じます。
  3. macOSの再インストール
    1. リカバリーモードのメインメニューで「macOSを再インストール」を選択し、「続ける」をクリックします。
    2. 画面の指示に従って、macOSのインストールを進めます。インターネットに接続している必要があります。
    3. インストールが完了すると、マックブックが再起動し、初期設定画面が表示されます。

初期設定とデータの復元

  1. 初期設定

    再起動後、初期設定画面が表示されます。

    1. 言語、地域、Wi-Fiネットワークを設定します。
    2. 「データを移行」オプションが表示された場合は、Time Machineバックアップ、別のマック、またはWindows PCからデータを移行できます。
  2. Apple IDのサインイン

    初期設定の途中でApple IDのサインインを求められます。サインインすると、iCloudデータや設定が復元されます。

  3. バックアップからデータを復元
    • Time Machineバックアップを使用する場合:
      1. 「移行アシスタント」を使用してTime Machineバックアップからデータを復元します。
      2. 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「移行アシスタント」を開きます。
      3. 画面の指示に従い、Time Machineバックアップを選択してデータを復元します。
    • クラウドストレージから復元する場合:
      • 各クラウドサービスにサインインし、必要なデータをダウンロードします。

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