パソコンシェルジュ秋葉原です。本日は、マックブックが充電されないときの原因・対策について紹介します。
1. 基本的なチェックポイント
ケーブルとアダプターの確認
まず、充電ケーブルやアダプターが正しく機能しているかを確認することが重要です。以下の点をチェックしましょう。
- ケーブルの破損: ケーブルに目に見える損傷がないか確認します。曲がったり裂けている部分があると、正常に充電できないことがあります。
- アダプターの動作確認: アダプターが正しく機能しているか確認します。別のコンセントに接続したり、他のデバイスでアダプターを試すことで問題の有無を確認できます。
- ポートの清掃: 充電ポートにほこりや異物が詰まっている場合、接続が不十分になり、充電できないことがあります。エアダスターや柔らかいブラシでポートを掃除してみましょう。
別の充電器で試す
可能であれば、別のMacBook対応の充電器を試してみることで、問題が充電器にあるのか、それともMacBook自体にあるのかを特定できます。
2. バッテリーの状態確認
バッテリーの劣化
バッテリーは消耗品であり、使用を続けるうちに劣化します。MacBookのバッテリーの健康状態を確認する方法は以下の通りです：
- システム情報で確認: Appleメニューから「このMacについて」→「システムレポート」を選択し、「電源」の項目を確認します。バッテリーの状態が「正常」でない場合、バッテリーの交換が必要かもしれません。
- 充放電サイクル: MacBookのバッテリーには一定の充放電サイクルが設定されており、これを超えるとバッテリーの性能が著しく低下します。バッテリーが既定のサイクル数に達しているか確認し、交換の必要があるかを判断します。
3. ソフトウェアの問題
SMCリセット
充電に関する問題は、システム管理コントローラ（SMC）のリセットで解決することがあります。SMCは、電源管理やバッテリー充電などの機能を制御しているため、これをリセットすることで充電問題が解消される場合があります。
- SMCリセット方法（Intelプロセッサ搭載モデル）:
- MacBookをシャットダウンします。
- 電源アダプタを接続した状態で、左側の「Shift + Control + Option」キーと電源ボタンを同時に10秒間押し続けます。
- すべてのキーを放し、電源ボタンを押してMacBookを起動します。
- Appleシリコン搭載モデル:
- これらのモデルではSMCリセットが必要ありません。代わりに、電源ボタンを10秒間長押しし、再度試してみてください。
macOSのアップデート
充電の問題は、macOSのソフトウェアバグによって引き起こされることもあります。macOSを最新のバージョンにアップデートすることで、バグが修正され、問題が解決することがあります。システム環境設定から「ソフトウェア・アップデート」を選択し、最新のアップデートをインストールしてください。
4. ハードウェアの問題
内部ハードウェアの故障
充電回路やバッテリー自体に問題がある場合、外部からの対処では解決できないことがあります。この場合、MacBook内部の充電回路やバッテリーの故障が疑われるため、Appleのサポートや正規サービスプロバイダに相談する必要があります。
ポートの故障
充電ポート自体が故障している場合、充電ケーブルを正しく差し込んでも充電が開始されないことがあります。これは特にUSB-Cポートを頻繁に使用している場合に発生しやすいです。このような場合は、修理が必要になるかもしれません。
5. バッテリー充電のトラブルシューティング
サードパーティ製の充電器の使用に注意
サードパーティ製の充電器を使用している場合、充電が不安定になることがあります。Apple認定の充電器を使用することで、トラブルの回避が可能です。
充電環境の確認
極端に寒い環境や熱がこもりやすい場所で充電すると、バッテリーが正常に充電されないことがあります。快適な温度で充電することを心がけましょう。
パソコンシェルジュでは、マックブック・サーフェスなど様々な機種の修理やバッテリー交換を承っております。
無料見積もりだけでも可能ですのでお気軽にお問い合わせください！
