こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。
パソコンの中には大切なデータが大量に保存されています。パソコンを買い替えると新しいパソコンにデータを移行する必要がありますが、データの移行はどのように行うのでしょうか?
ここでは、パソコンから別のパソコンにデータを移行する際の事前準備や移行方法をご紹介します。
データ移行の準備
データを移行する際は、作業前の準備が大切です。しっかりと準備をしておけば、パソコンを買い替えた後にデータ移行をスムーズに行えるため、ぜひ覚えておきましょう。
【手順1】移動するデータのリストを作る
自分が保存した画像、動画、文書などが格納されているフォルダをリストアップしましょう。家族など複数のユーザーでパソコンを使用している場合は、他のユーザーのデータも忘れないようにしてください。
【手順2】データ移行時に使用するメディアの用意
自分が保存した画像、動画、文書などのデータ容量や、アプリケーションのデータ容量を調べ、容量に応じたメディア(外付けハードディスクやUSBメモリ、ブルーレイディスクなど)を用意します。
Windows転送ツールによるデータ移行
Windowsパソコンの場合、標準搭載されている「Windows転送ツール」で移行する方法と、パソコン引越しソフトで移行する方法の2つがあります。
Windows転送ツールを利用する場合は、以下の流れでデータを移行します。
【Windows転送ツールでデータを移行する流れ】
1.Windows転送ツールを利用して、移行元パソコンのデータを外部メディアにコピー
2.Windows転送ツールを利用して、外部メディアにコピーしたデータを新しいパソコンへ移行
3.新しいパソコンにアプリケーションをインストール
4.Windows転送ツールでは移行できなかったアプリケーションデータを個別に移動
Windows 7からWindows 8.1にデータを移行する場合
この場合も、Windows転送ツールを利用すれば簡単にデータを移行することができます。
【移行元パソコンのデータを保存する手順】
1.画面左下「スタート」→アクセサリ→「システムツール」→「Windows転送ツール」
2.データ転送方法として「外付けハードディスクまたはUSBフラッシュドライブ」を選択
3.現在使用中のパソコンを聞かれるため、「これは今までのコンピューターです」を選択
4.どのユーザーのデータを転送するか選択
5.パスワードを設定
6.データを保存するメディアを接続して保存
【保存したデータの移行方法】
1.新しいパソコンに、データを保存したメディアを接続
2.Windows転送ツールを起動
3.「Windows転送ツールで、既に他のPCからのファイルを保存済みですか?」と尋ねられるため、「はい」を選択
4.保存済みメディアを選択して開く
5.設定したパスワードを入力
6.移行するデータを選択して転送を開始
7.転送終了後、メディアを取り外す
Windows転送ツールですべてのアプリケーションデータを移行できるとは限りません。転送された内容を確認して、転送されなかったデータは個別に移しましょう。
データ移行の方法として、「パソコン引越しソフト」を利用する方法もあります。ただし、使用しているアプリケーションによっては移行できない場合もあります。必ず引越しソフトの説明書をよく読んで、使いたいソフトウェアの移行をサポートしているか確認しましょう。
また、移行元パソコンのOSが64ビット版の場合、32ビット版OSのパソコンにデータを移行させることはできません。