こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です
パソコンの故障が疑わしい場合、大きく分けると2つの原因があります。パソコンの部品にあたるハードウェアの故障か、パソコン内部に関わるソフトウェアが原因による故障です。
ハードウェアの故障
そもそもハードウェアとは、パソコンを構成している部品のことです。ディスプレイ、ハードディスク、メモリ、マザーボードなどがあげられます。パソコンと一言で言っても、パソコンの内部は多くの部品によって構成されています。
パソコンを構成するハードウェアが故障してしまうと、パソコンが起動しなくなったり、データの保存がうまくできなかったり、急に予期せぬ動きが起きたりと使っていて不便に感じることが起きてしまいます。
ハードウェアの故障で多く見られるのが、ハードディスクの故障によって引き起こされるものです。ハードディスクとはパソコン内のデータを保存できる場所で、単純なファイルの保存をはじめとし、インストールしたソフトウェアを保存をしたりもしています。
他にも、起動時の不具合はマザーボードの故障によって引き起こされるケースが多く見られます。マザーボードとはパソコンの基礎となる部分で、パソコン内でおこなわれるほとんどの処理で使われているのです。最近では、マザーボードの中にグラフィックボードを搭載するものも見られ、マザーボードの活用の幅が広がっています。
パソコン内の基盤となっているマザーボードですが、故障してしまうとパソコン内のあらゆる部分で不具合が発生してしまいます。その中でも、起動に関する不具合が起きる場合はマザーボードが原因であるケースが多いです。
そもそもハードウェアが故障してしまう原因の一つが、ぶつけたり水に濡れてしまったりといった外部的な損傷になります。こういったわかりやすい損傷ならいいですが、ほこりがたまって老朽化することもあるので、普段から取り扱いに気を付けることが重要です。
他にも、長い間使うことで部品の老朽化が進むケースもよく見られます。パソコンは電子機器なので、使っていればそれだけ老朽化も進んでいきます。日頃から細かなメンテナンスをおこなうと、少しでも老朽化を抑えることができるので、こまめなメンテナンスを心がけていきましょう。
ソフトウェアの故障
続いてソフトウェアは、先ほど説明したハードウェアとは違ってパソコン内部のことになります。ソフトウェアの故障が疑わしいケースとしては、何か新しいソフトウェアをインストールしたときに発生することです。
ネット上には多くのソフトウェアが提供されていますが、その中にはダウンロードしたことによってパソコン内部に悪影響を与えるものもあります。公式サイト以外の怪しいサイトからのダウンロードには気を付けましょう。
いつからおかしい動作をしたのかがわからなかったり、以前の状態に戻しても改善されない場合は、OSの再インストールも手段の一つです。ただし、OSの再インストールをするとハードディスク内のデータは消えてしまうため、必要なデータのバックアップをしっかりと取ってから再インストールをおこないましょう。
また、ウイルスの混入によってパソコンが故障するケースも多いです。ウイルスは意図せずに侵入することがあります。例えば、パソコンにUSBをさしてデータのバックアップを取るときにもウイルスが混入する可能性があります。
ウイルスが侵入すると、パソコン内部の情報が盗まれてしまう危険性もあるため、普段からパソコンを使用する際には十分にセキュリティ意識をもって使用しましょう。