こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。
今やパソコンは、「一家に1台」といえるくらい普及しています。
ハードウエア面、ソフトウエア面ともに進化し続けているパソコンですが、パソコンの購入を検討している方が最も気にすることは、パソコンの性能や価格だと思います。
性能面をアピールする際に使われる、「Core i3」や「Core i7」といったCPUの種類ですが、これにはどのような違いがあるかご存じでしょうか?
「Core i」とは、Intel社が開発したCPUのこと。CPUは、パソコンを起動するために必要な重要パーツです。
そこで今回は、パソコンのCPUに関する基本的な知識と、Core i3やCore i7など、Core iシリーズの種類ごとの違いについてご紹介します。
CPUはどんな役割を担っているの?
1台のパソコンは、マザーボードと呼ばれる基盤上に、CPU(中央演算装置)やハードディスク、メモリといったパーツを組み込むことで機能します。
各パーツの役割を人体に例えると、CPUは人間でいう「頭脳」で、演算処理を行う上で最も重要な部分とされています。
基本的には、CPUの性能が高ければ高いほど難しい演算処理を速く行えます。そのため、パソコンに搭載されたCPU次第で、パソコンの処理能力が大きく変わるといえるのです。
Core i3やCore i5、Core i7の違いとは?
CPU性能が高くなればなるほど、パソコンはスムーズに動作します。そのため、購入を検討しているパソコンには、どういった種類のCPUが搭載されているのかをチェックすることは重要です。
パソコンに搭載されたCPUとしては、Core i3やCore i5、Core i7などのCore iシリーズが有名です。Core iシリーズは、数字が大きくなるほど上位モデルとなります。
また、廉価版モデルとして「Atom」や「Celeron」といったCPUも存在しますが、これらはエントリーモデルのパソコンやノートパソコンに搭載されていることが多いものです。
Core iシリーズは、Intel社が2008年から販売を開始したCPUで、2017年8月に発表されたモデルが、最新の第8世代となります。
パソコンを使用する目的に合わせてCPUを選ぶ
CPUの性能が高ければ、パソコンの動作や作業はスムーズになります。そのため、パソコンを選ぶ際は、できるだけ高性能のCPUを搭載したものがおすすめです。
しかし、CPUの性能が高ければ値段も高額になります。
CPUはとても大事なパーツですが、あくまでパソコンを構成する一要素。
CPU以外にも、ハードディスク容量やメモリ、OSなど、重要なことは多々あります。
そのため、パソコンを購入する際は、「パソコンで何をしたいのか」「どういう使い方をしたいのか」などの目的を明確にしておきましょう。そうすれば、必要なCPUやパソコンのグレードが分かります。
日常的なインターネットの利用や文章作成ソフト、表計算ソフト、メールソフトの利用程度であれば、Core i3で問題ないでしょう。
パソコンで画像、動画編集を行う方や、パソコンゲームで遊びたい方の場合は、Core i5を選択肢に入れてください。Core i7を搭載したパソコンであれば、高画質かつ安定した環境で、画像、動画編集やパソコンゲームを楽しむことができます。